ママになると、お友だちのお宅へお邪魔したりと、お子様を通じてお招きいただく機会が増えませんか。ママになる前は、外でランチ・・・お茶・・・の時間が、ママになるとお子様のことを考えて、お宅へ訪問することも多くないでしょうか。お招きいただいた時、ちょっとしたコツで素敵なママに映ります。とても簡単なことですので、楽しい時間を過ごすためにもぜひこのコツをお試しください。
まず、お招きいただいたら、ちょっとした準備が必要です。何も、堅苦しく身構える必要はありません。3つほどの下準備をしておくといいと思います。
1 「時間」 お招きいただいた時間通りか、少し遅いくらいに訪れるといいですよ。仕事などだと、予定時間より前もって伺うべきところですが、ママ友だちの中では、家の準備、子どもの準備があります。相手が「遅いな・・・」と心配させない程度に訪れるのはいかがでしょう。
2 「手土産」 一緒にいる時間に食べられるお菓子や、お子様が食べるお菓子など、お互い様なのでそこまで金額の高くない手土産がよいでしょう。お子様のお菓子は、アレルギー配慮をすることを忘れずに。
3 「子どもの準備」 お子様の洋服の替えなど、必要なものを忘れずに準備しておきましょう。同じ世代のママ友だちのところへのお出かけだと、お借りすることもできるかもしれません。それでも、お子様のサイズなどもあるので、下着だけでも用意しておくといいですよ。持ち物に、ウエットティッシュとティッシュがあると私は便利だと思います。お子様の手を綺麗にしたり、こぼしたお菓子を拭いたり・・・何かと便利ですよ。
玄関先では、コートやストールなどは脱いでから玄関に入るとスマートですね。この時期、花粉などが付いているのを嫌う方もいるので、玄関に入る前に脱ぐようにしましょう。カジュアルなお付き合いのママ友の場合、「わざわざ外で上着を脱ぐのは抵抗があるわ・・・」と、感じる場合は、玄関で脱ぐのはいかがでしょうか。
靴を脱いであがるタイミングで、上着も脱ぐと案外抵抗なく玄関先で脱ぐことができますよ。お試しください。
帰る際、コートを着るタイミングは、本来は外に出てからですが、お子様連れだと冬の寒い時期は風邪をひいちゃう・・・など心配もありますね。そのような時は、一言「ここで着させてね。」と声をかけると素敵です。
お招きいただいた楽しい時間。
ママとして、女性としてより素敵に楽しむために、ちょっとした気遣いをしてみてはいかがでしょうか。私も、お友だちとのお話が大好き。また、お話ししたい。また、会いたい。また、招待したい。そのように思ってもらえる女性になれるよう、ぜひご一緒にちょっとした気遣いをしませんか。
滝澤 雅子 【マナー講師】
記事テーマ
日本の女性は、特にママのマナーは、世界に誇れるほど気遣いが出来ています。素敵に生活するコツを「知恵袋」としてお伝えしていきます。少しのコツを一緒に学び、日々の生活を美しく変えてみませんか。