これからの季節、クリスマス、年末・年始でみんなが集まる機会も多いですね。クリスマスや年末年始などのパーティーでケーキなど食べる機会が増えませんか。私は、この季節は、いつもの倍大好物のケーキを頂いていると思います・・・大好きなんです。ケーキ。
季節関係なく、女子トークには、お茶はつきものですもの。ママだって、同じ。もし、ケーキを食べる機会があれば、ぜひこれを読んで少し大人のゆとりをかもし出すのはいかがでしょうか。ケーキの食べ方一つでも、エレガントさは演出できるものです。大人のママの余裕・・・そんなオーラが少しかいま見えるケーキの食べ方もあるのですよ。
ケーキを頂くとき、まず、多くのケーキはフィルムにくるまれています。まずは、フィルムをはがしましょう。手ではがすより、フォークを使うと素敵ですよ、フィルムの端にフォークの先をからみつけるように巻きつけてとっていきます。手も汚れず、見ために美しい取り外し方です。
イチゴのショートケーキは、イチゴをいつ頃食べるか・・・ですが、これは、一番初めに食べるのはエレガントではありません。まず一口目は、左端からいただくようにします。その後、ケーキを少し食べ進めたあとにイチゴをいただくといいでしょう。ケーキのバランスを崩して、倒れてしまわないように気をつけましょうね。
食べたあとですが、フィルムや銀紙が残ります。食べた後のお皿の見ためが美しいように、軽くたたんでおくようにしましょう。ケーキを頂いた後こそ、きちんと綺麗にしておくことが大切です。
ミルフィーユや、シュークリームなどの崩れやすいスイーツは、まずはじめにフォークで半分に切って、すわりをよくします。そうすると、倒れたり崩れたりしにくいですよ。その後、左端からいただくようにしましょう。
1口サイズのクッキーなどは、手でいただきます。基本的に、1口で食べるようにします。大きめのクッキーなどは、お皿の上で割ってからいただきましょう。
個別に用意されたケーキなどと違って、クッキーなどのほかのお菓子は、みんなの分が大きなお皿にのって出ることが多いです。みんなの分が盛られている器は、届かない方へも回すようにしましょう。その際、一言声をかけると素敵ですね。「どうぞ。」「ありがとう。」などの声かけが、エレガントな仕草にはかかせないものです。
食べる早さが一人だけ早いのも、遅いのもいけません。周囲のペースに合わせていただくようにします。周囲を観察するその気遣いと、ゆとりを持つようにしましょう。
何事も、マナーは公式なものが正しいとはいいがたいものです。臨機応変に、その場、その時、周囲の人々によって変化し対応すべきものだと思います。周囲を気遣いながら楽しく美しく頂く。これこそが、エレガントなスイーツの頂きかたではないでしょうか。
滝澤 雅子 【マナー講師】
記事テーマ
日本の女性は、特にママのマナーは、世界に誇れるほど気遣いが出来ています。素敵に生活するコツを「知恵袋」としてお伝えしていきます。少しのコツを一緒に学び、日々の生活を美しく変えてみませんか。