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先日引っ越しをした友人が遊びに来てくれました。友人がお土産として用意してくれたのは、お菓子と共に写真の品物。

「なにこれ？素敵！！！」と思わず喜んでしまいました。ハーブアロマの香りのするスティックスタイルの洗顔料。癒される香りは、日頃の疲れを忘れさせてくれてとてもうれしいお土産でした。

どんなに自分が良いと思っても、相手が負担に感じたり、合わないものを贈っては意味がありません。私の好みを知っている彼女らしい素敵な手土産は、センスと気遣いを感じる素敵なものでした。

手土産には目的があります。日頃お世話になっている方への感謝の気持ちを伝えるものであったり、お互いの再会、お祝いなどを喜び合うためのものであることを忘れてはいけません。

豪華すぎるものは、かえって相手に負担をかける場合もあります。自分がどのような気持ちで贈りたいのかを明確にして贈り物を選ぶことが大切なことです。友人の手土産はまさに、誰に何をどんな気持ちで贈りたいかが明確で、受け取る相手の気持ちを考えていることが伝わるものでした。

具体的な品物を選ぶ方法として、まず、相手の家族構成を考えます。子どもがいる場合は、お子様が好きそうなものを選ぶのもよいでしょう。相手の好みがわかっているときは、欲しいけど自分ではきっと買わないかな・・・と思えるものなどを用意するといいでしょう。お菓子を選ぶ際には、地元で評判のよいお店のものや、地方の名産を用意すると喜ばれます。お土産を渡す際に、「近所で、評判のお店なんですよ。」と、エピソードを添えるその一言が相手の心の残る手土産になる秘訣です。

贈り先の近所で手土産を用意するのは、タブーとされています。事前に準備するようにしましょう。

手土産を渡す際、「つまらないものですが・・・」というセリフについてですが、たとえ謙遜からくる言葉でもお勧めできません。「つまらないもの・・・」ではなく、「近所で評判のお菓子です。どうぞ、召し上がってください。」という一言の方が、受けとる側の気持ちを考えると、開けるのが楽しみになります。

相手に喜んでいただいたり、感謝する気持ちを伝えたり…手土産の目的をまずは考えて。

次には、相手の環境などを考え準備をし、手土産を開けるときのうれしさを演出できるような一言が添えられると素敵だと思います。

難しい事のように感じますが、冒頭に書いた私の友人のように、「私が好きなコスメは、きっと友人も気に入ってくれるはず。お土産にしてみよう。」　こんな気持ちからのスタートでいいんです。日々忙しいママだと、手土産を考えるのも大変だと思います。ぜひ、ちょっぴり楽しむような気分で選んでみてはいかがでしょうか。