早いもので12月・・・年の瀬ですね。
12月のビッグイベントといえばやはりクリスマス♪
街はイルミネーションやツリーで華やかになっていますね。
クリスマスといえばパーティーやサンタクロースからのプレゼント☆
お子様にとってもパパやママにとっても楽しいイベント!
ご家庭でのお料理にも力がはいって、今から何を作ろうと悩みながらも楽しめる時期ですね。
でも、そのあとには慌ただしい年末。そしてすぐにお正月がやってきます。
今はデパートの高級おせちや、お取り寄せおせちもたくさんありますし、スーパーや飲食店も元日から営業しているのがあたりまえの時代。
昔のように日持ちするおせちを年末にせっせとつくる必要もなくなりました。
また、帰省などでご両親やご親戚と年末年始を過ごされる方も多く、おせちを一から全部つくる、というご家庭も少ないかもしれません。
でも、たった一品やニ品でもお正月に食べる我が家の『おせち』があると、日本の伝統食を子どもたちに伝えていけると思います。
ちょっと早めにおせちの予習してみませんか?
みなさんは小さいころおせち料理では何が好きでしたか?
私は栗きんとんと伊達巻に目がなかったです。お正月にしか食べられない!というのもありますが、ちょっとお菓子のようなこのニ品が特に好きでした。
昨年の12月に朝日新聞に掲載された『おせち料理で好きな一品』ランキングでは
1位 きんとん 2位 黒豆 3位数の子 4位かまぼこ 5位伊達巻
という結果だったようです。
きんとんも伊達巻も堂々ランクインしていますね♪
煮物や焼き物は作っても伊達巻やかまぼこは購入するもの、というご家庭も多いと思いますが、手作りの伊達巻は簡単に作れて、お子様も一緒に楽しめる工程がたくさんあるのでおすすめです。
今年はお子様と伊達巻づくりにチャレンジしてみませんか?
☆用意するもの☆
・ミキサー
・鬼すだれ(なければ普通のすだれでOK 30センチ四方くらいの大きめのもの)
・輪ゴム
・クッキングシート
・ちょっとくらい失敗しても、汚れてもOK!というお母さんのおおらかな心
☆材料☆(簀巻き一本分)
・卵 10個
・はんぺん 大2個
・砂糖 100g(甘いのがお好みの方は120g位まで)
・みりん 大匙3
・しょうゆ 小匙1
・塩 少々
☆作り方☆
①卵を割り、調味料とはんぺん、すべてをミキサーにいれて1~2分かけます。
(はんぺんはさいの目に切るか、ちぎりながら入れます。小さなお子様でもできる作業ですのでぜひ一緒にやりましょう)
②オーブン皿にクッキングシートをひき、①を流しいれます。
(水で少し濡らしてからクッキングシートをひくと密着しやすくなります)
③200℃に予め温めておいたオーブンで約30分焼きます。
④鬼すだれにサラダ油を塗り、その上に、焼きあがった卵をのせて
端から巻いていき、両端を輪ゴムでとめて、5~10分そのままの状態でおいておきます。
☆point☆
・巻くときは芯からしっかり強めに巻きましょう
・できたてよりも2~3日した頃がしっとりとしておいしいです。29日ごろにつくるのがおすすめです。
飯塚 悠 【食育指導士 】
記事テーマ
子どもの『ママのごはんおいしい!』は魔法のことば。その言葉で、ママは自然と笑顔になり、それをみたパパも笑顔に・・ 幸せの輪が広がります。なんでも手に入る便利な世の中だからこそ、手作りに目をむけましょう。子どもと一緒にできる日本の伝統的な発酵食や乾物料理、季節料理などの体験記とともに手作りのワンポイントを紹介。