みなさん、普段から赤ちゃんと接するときに「声掛け」してますか?
泣いていたら「おなかすいたのかな~」と話しかけてあげたり、ご機嫌な時には「今日はどこにお散歩へ行こうか~」「かわいいお顔だね~」など、ママが思ったことなら何でもいいんですよ。
赤ちゃんはママの声を認識するのと同時に安心感が湧き、こういった外部刺激が赤ちゃんの発達の原動力にもなるといわれています。
ですので、ベビーマッサージの最中にもたくさん話しかけてあげてください。赤ちゃんの表情を見ながら楽しい雰囲気で行ってあげると、ますますマッサージが楽しいものになり、赤ちゃんもマッサージが大好きになります。
ご自分で作った「マッサージのお歌」なんていうのも、お勧めです。抑揚をつけて、楽しく歌ってあげれば、赤ちゃんもご機嫌でニコニコ。
実際に私がベビーマッサージ教室を開催する時は、必ずお歌を歌いながらマッサージします。すると最初はご機嫌ななめだった赤ちゃんも、いつの間にか笑顔で私の顔を見つめてくれていたりするんです。
ママと赤ちゃんがコミュニケーションをとることにより、お互いの絆も深まります。マッサージは楽しいものなんだよって、ママが心から伝えてあげてくださいね。
今回は「足」のマッサージに続き、「足の裏」のマッサージをお伝えします。
足の裏って全身に対する神経が集中している場所です。ご存じのように、マッサージの種類に、「リフレクソロジー」がありますが、足の裏を刺激して、全身の機能を活性化してあげましょう。
ただし生後間もない赤ちゃん(2ヵ月未満くらい)は、あまり強く刺激は与えず、優しく触れてあげる程度にしてあげてください。
一番簡単で、血行がよくなる足の裏のマッサージの方法です。
ママの親指を使い、写真のように、かかとから指先に向かってさすりあげてください。
赤ちゃんの足の裏の「親指のライン」が終わったら次は「人差し指のライン」そして「中指のライン」へ移動し、小指のラインまでしっかりと。足の裏をまんべんなく刺激してあげてください。
片足ずつ、行ってあげましょう。
その際は「スーッ」「スーッ」などと手の動きに合わせて、ママが優しく楽しく声掛けをしてあげるといいでしょう。
血液やリンパ液の流れがよくなるだけでなく、癒し効果も大。赤ちゃんが気持ちいいこと間違いなしです。
安永 智奈美 【ベビーマッサージ&おむつケーキ教室「Naturaナチュラ」主宰】
記事テーマ
赤ちゃんとの貴重な時間を、ゆったり楽しめるベビーマッサージ。そのベビーマッサージは、赤ちゃんだけでなく「ママの心の元気」にも繋がっているのをご存じですか?赤ちゃんの肌のぬくもりを感じ、ママの心をhappyに導いてくれる、ベビマの魅力や素晴らしさ、一体どんな効果があるの?などなど、育児の自信にも繋がるベビマの楽しみ方をお届けします。