ベビーマッサージの種類は本当にたくさんあるので、残念ながら全部をお伝えすることは難しいのですが、お伝えしてきた基本的なマッサージは実践していただけたでしょうか? これからの冬に向けて、赤ちゃんの強い身体作りにも役立ててくださいね。
今回、いよいよベビーマッサージ記事は最終回。マッサージ後、ママが赤ちゃんにしてほしいことをお伝えします。
ベビーマッサージが終わったら、赤ちゃんをタオルでくるんであげましょう。
おしっこ対策の防水シートはそのままにして、おむつ代わりに防水シートを股の間にはさんであげてください。
その時のポイントですが、赤ちゃんのお顔だけタオルから出るようにしてあげてくださいね。タオルでしっかりくるんであげることで赤ちゃんの身体が温まり、さらに発汗作用が高まります。発汗作用が高まるということは、身体の中の老廃物が汗やおしっこと一緒に身体の外に出るということなんです。また身体を冷やさないためにもしっかりくるんであげてください。
そして赤ちゃんを抱きあげたらしっかり目を見て、マッサージ終了の挨拶をしてあげましょう。
「マッサージ終わったよ、がんばったね」「マッサージ、気持ちよかったかな?」などと優しい言葉で話しかけてあげてくださいね。赤ちゃんもママもにっこり笑顔で見つめあえます。
もうひとつ大切なことが、ベビーマッサージ後の「水分補給」です。
マッサージの終わりのあいさつをしたら、赤ちゃんが飲みたいだけおっぱいやミルクで水分補給してあげてください。
ベビーマッサージは長くて20分から30分。大人にとったらあっという間の時間ですが、赤ちゃんにとったらすごい運動量なんです。喉も乾いているだろうし、おなかがすいてゴクゴク気持ちいいくらいに飲んでくれるはずです。たくさんおっぱいやミルクを飲んだら、おしっこが出ます。しっかり水分補給をして、身体の外におしっこと一緒に身体の老廃物を出すという流れなんです。ベビーマッサージは、最後の最後まで赤ちゃんの身体に「いいことづくめ」なんです。
そして、たくさん運動をして水分補給を終えた赤ちゃんは、気持ちのいい睡眠へと導かれていくはずです。
ベビーマッサージがどんなものなのか、分かっていただけたでしょうか?
産まれてくるのを待ち望んだ可愛い赤ちゃんですが、いざ産まれてきたら接し方がわからない。どうやってコミュニケーションをとったらいいのかな、など不安に思った新米ママはたくさんいらっしゃると思います。
赤ちゃんに触れることを恐れず、いっぱいいっぱい話しかけて触れてあげてください。赤ちゃんはママの声や眼差し、優しい肌のぬくもりを記憶しながら成長していきます。触れることによって赤ちゃんが幸せそうな笑顔を向けてくれると、ママの心まで幸せに満ち溢れます。そしてママの育児の自信にも繋がっていきます。ベビーマッサージはママと赤ちゃんの絆を深める最高のコミュニケーション方法です。
赤ちゃん時期はあっという間! そんな貴重な時間を、ベビーマッサージを通して楽しみながら過ごしていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2012年9月より、産休をいただいております。再開は2013年4月ごろを予定しております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベビーマッサージ&おむつケーキ教室「Naturaナチュラ」では、すべて子連れOKの教室を開催しております。
ベビーマッサージやおむつケーキ教室はもちろんのこと、クラフト・アクセサリー教室などなどママの「学びたい」気持ちを大切にした、教室展開をしております。ご興味のあるママさんたち、是非遊びにいらしてくださいね!!
ベビーマッサージ&おむつケーキ教室「Naturaナチュラ」の情報はこちら★
安永 智奈美 【ベビーマッサージ&おむつケーキ教室「Naturaナチュラ」主宰】
記事テーマ
赤ちゃんとの貴重な時間を、ゆったり楽しめるベビーマッサージ。そのベビーマッサージは、赤ちゃんだけでなく「ママの心の元気」にも繋がっているのをご存じですか?赤ちゃんの肌のぬくもりを感じ、ママの心をhappyに導いてくれる、ベビマの魅力や素晴らしさ、一体どんな効果があるの?などなど、育児の自信にも繋がるベビマの楽しみ方をお届けします。