お子さんが集まる時の差し入れに、ちょっとしたありがとうの気持ちを伝える時のプレゼントに、ロリポップキャンディの形をしたかわいいソフトクッキーを作ってみませんか。
時間がたってもふわっとやわらかいアメリカンタイプのクッキーに、体にやさしい素材をたっぷりと入れました。
沢山作って籠にいれたら、気分はかわいいお菓子屋さん。
そして、今日はせっかくの棒付きお菓子なんだからと、おまけの「当たりくじ」も仕込みます。
パーティのサプライズとして、当たったお子さんにはプレゼントなんていうのも盛り上がりそうですよね。
ママの手作りのお菓子だからこそ、夢と笑顔をいっぱい詰め込んであげましょう♡
体にいい素材をたっぷり使ったお菓子はともすると素朴すぎて、大人受けはするけれどお子さんにはあまり…なんてこともあるかもしれません。
特にパーティの時などはオーガニック系のお菓子より、体に悪い?物がいっぱい入っているお菓子の方が人気なんてことも。
そこで子どもからぱっと手を出してくれるように、表面だけちょっぴりカラフルな色を散らしましょう。
チョコの色をミックスさせると元気がいっぱいという感じになりますし、選り分けて一色ずつ使うとお菓子に個性が出てきます。自分の好きな色を選ぶ楽しみも増えるかもしれませんね!
_材料(10個分)
______________________アイスキャンディスティック 10本
(製菓材料店にて扱っています)
キッチンペーパー 少々
食紅 少々
お好みのハンコ 1個
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無塩バター(室温に戻しておく) 100g
(*ボールに入れて計量するとそのまま作業ができます)
黒糖 100g
卵(室温に戻しておく) 1個
バニラエッセンス 少々
全粒粉 120g
アーモンドプードル 100g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
重曹 小さじ1/2
塩 ふたつまみ
白ごま、黒ゴマ 各少々
市販のコーティングチョコレート 今回はM&M’S ミルクチョコレート1袋
_まずは楽しい下準備、「当たりくじ」を作りましょう___
①食紅少々を溶いて、キッチンペーパーに少量つける。ペーパーにハンコを押しつけ、アイスキャンディスティックに押す。そのまま乾かしておく。
②オーブンを200度に予熱しておく。
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作り方)__________________________
①ボールに室温に戻したバターを入れゴムべらで柔らかく練る。黒糖をふるいにかけて入れる。ふるいの上に残ってしまった大粒の黒糖は手で押し付けなるべく細かくする。それでも余ってしまった粒も最終的には入れる。ゴムべらでしっかりと練る。
②全体がしっかりと混ざったら室温に戻した卵とバニラエッセンスを入れゴムべらでよく練り混ぜる。ここで卵が冷たいとバターが分離してしまいます。
③レシピの全粒粉~塩までの粉類をすべてふるいながら②に加え、そのままゴムべらで一体化するまで混ぜる。
④おにぎりを作る時の要領で手水を少々とり、生地を10等分して丸める。スティックを深めにさし、両手で押さえつけるようにして6cmの円形にする。
⑤天板にオーブンシートを敷き、間隔を取って生地を置く。(焼き上がりは2~3cm大きくなります)
⑥白ごま、黒ごま、チョコレートをクッキーの上に飾る。
⑦200度に予熱しておいたオーブンに入れる。入れたら温度を180度に下げ、10分焼く。
⑧「10分」経ったらオーブンから出す。
(この時の生地の状態は下と端は焼けているけれど、中心は触るとまだやわらかくて指がスッと入ってしまう、とても心もとない状態ですが、大丈夫です! このまま広めのフライ返しなどを使ってそっとラックに移し替えて冷ましてください。)
(ここで、あともうちょっとじゃないかな~と心配になってさらに焼くと、日本風のカリッとしたクッキーになってしまいます。予熱でさらに中まで火も通りますし、さめると生地がもう少ししっかり、しっとりしてきます。10等分して6cmの大きさにした生地でしたら10分で焼けていますので、そのまま冷めるまで待ってみてくださいね。)
たべてにっこり。あたってにっこり。
楽しいおやつタイムになりましたか?
泡だて器を使わずにワンボール、ゴムべらだけでできるお菓子なので、小さなお子さんと一緒に生地づくりから楽しむこともできますね。
時にはお誕生日会のgoody bags(お礼の手土産)のアイテムとして、またある時には中にチョコチップを混ぜ込んで、バレンタインの友チョコとしてだって使えますよ。市販のチョコペンを使って写真のように線を描くとますますオシャレ度もアップします。
クッキーにはミルクがぴったり。これからの季節はホットミルクもいいですね。
今日も美味しいおやつとお子さんの笑顔いっぱいの一日をお過ごしくださいね。
山下 久美子 【お菓子教室 Sugar Box Studio主宰】
記事テーマ
「初めて作ったお菓子」その思い出は皆さんの心の奥底に優しく大切に仕舞われていませんか?私達の子供も初めてお菓子を作った時のわくわく!ドキドキ!そしてお菓子を囲んでいる家族の優しい笑顔をいつまでも覚えていてくれるかもしれませんよね。「チチンプイプイおいしくなあれ!」ママとお子さんに倖せの魔法がかかるお菓子作りのアイデイアをお伝えします!