10月も中盤となり、街の至る所でハロウィーンの飾り付けが目を楽しませてくれる季節となりました。
ハロウィーンの準備を始めているご家庭も多いのでは?
今回は市販のお菓子にちょっぴり細工をして、ハロウィーン気分を盛り上げてくれるかわいらしいおばけちゃんたちを作りましょう。
お菓子づくりの土台は市販のものを利用してお気軽に。
その分「遊び心」あるおばけちゃん作りに時間を使いましょう。
_材料_________________________
*三角形の形をした市販のスナック菓子
(今回はとんがりコーン、たけのこの里を各一箱ずつ使用)
*卵白 40g
*粉砂糖 200g
*無糖のココアパウダー、お好みの色の食用色素
_作り方_________________________
①まずはアイシング作りから。ボールに分量の卵白、粉砂糖を入れ泡だて器でよく混ぜる。
②スナックを用意し、底になる部分を手で持ち①のアイシングをたっぷりつける。お皿(注1)に立たせるように(注2)並べて、そのまま乾かす。
③目を作るためにアイシングを少量取り分け、ココアパウダー適量を加えて黒を作る。ココアを加えることによって固くなるので水を少量入れ調節する。
④他にも使いたい色があれば、お好みの食用色素を加えて作る。
(注1)あればお皿にベーキングペーパーやパラフィン紙を敷いてからスナックをおくと、きれいにはがしやすくなる。
(注2)お皿にうまく立たないような場合は、底の部分にアイシングを少量つけて立たせる。
お顔を描いていきましょう。まずはコルネを作ります。
①ベーキングペーパー、またはパラフィン紙を長方形に切り、図①のように斜めにカットする。
②ペーパーを反転させ、頂点(長方形の時の角部分)から垂直におろした点をAとする。
③Aを頂点としてコルネの先がとがるよう、調節しながら細目に巻き上げる。
④巻き終わった部分の上部をコルネの中に折り込んで止める。
⑤ペティナイフの片面、先端部分に取り分けた黒いアイシングを取り、ナイフをコルネの中に入れ込むようにしてアイシングを入れる。
⑥図⑥を参照にして、巻き終わり部分を前面に持ってきてから①~③の順番にコルネを折り込んで閉じる。③の折り込み部分は後ろの方に折り込むこと。先端をはさみで細く切る。
白いアイシングが乾いたら、コルネの黒いアイシングを使ってお好きなおばけちゃんの顔を描いていきましょう。
かわいいおばけちゃんたち、誕生しましたか?
日持ちするので、おばけたちをパレードさせた状態でハロウィーン当日までお部屋に飾っておいてもいいですよね。
またTrick or Treat 用のお菓子として、たくさん並んだおばけたちの中から一つ選んで持ってかえってもらうのもいいかもしれません。
(その場合はチョコ菓子の方が壊れづらく、お味もいいですよ)
手作りイベントを通して心に残る思い出をたくさん作ることができたなら、きっと将来、同じ季節がめぐってきた時に、とても暖かな優しい気持ちになれるのではないでしょうか。
楽しい思い出を写真にいっぱい残して、素敵な子育てライフを楽しんでくださいね。
山下 久美子 【お菓子教室 Sugar Box Studio主宰】
記事テーマ
「初めて作ったお菓子」その思い出は皆さんの心の奥底に優しく大切に仕舞われていませんか?私達の子供も初めてお菓子を作った時のわくわく!ドキドキ!そしてお菓子を囲んでいる家族の優しい笑顔をいつまでも覚えていてくれるかもしれませんよね。「チチンプイプイおいしくなあれ!」ママとお子さんに倖せの魔法がかかるお菓子作りのアイデイアをお伝えします!