風薫る5月。
爽やかで気持ちのよい季節になってきましたね。
今回はこれからの季節に大活躍のつるんと冷たいパンナコッタ
をご紹介致します。定番のミルク味の白いパンナコッタ、一口食べると…あれ?
今回は白は白でもココナッツミルク味。
ちょっぴりトロピカルなお味に思わずにっこり笑顔です。
このパンナコッタだけでも十分美味しいけれど、今回はおまけのもうひと手間をかけてみましょうか。
おまけのひと手間。
これって周りのひとを笑顔にしてくれる魔法かもしれません。
さらにおいしい、さらに嬉しい、みんながにっこりするレシピ。
今日のひと手間はなんでしょう?
お子さんとご一緒に作ってみてくださいね。
あ、こちらもおまけです♪
今回は電子レンジでチンする簡単お菓子なんですよ(笑)
_材料<4人分、出来上がり容量600cc(*1)>______________
(*1)容器はお好みで。私は色がきれいに見えるよう透明のガラスものに入れるのが好きです。グラスへ小分けしたり、大きなお皿に冷やし固めたり、お好みでどうぞ。
*
ココナッツのパンナコッタ水 35g
粉ゼラチン 7g
ココナッツミルク 215g (はかりの上に耐熱容
器を置いてそのまま
量っていきましょ
う)
牛乳 240g (量りやすいように
g表記してあります)
グラニュー糖 60g
生クリーム 75g
* フルーツカクテル
<シロップ>
グラニュー糖 50g
水 25g
レモンの皮 親指大に薄くそいだもの2枚
(白い部分はなるべく入れないよう
に)
レモンの絞り汁 1個分
お好みでキルッシュなどの洋酒 少々
オレンジ 1個
キウイ 1個
いちご 適宜
ブルーベリーなど季節のフルーツ 適宜
*ココナッツのパンナコッタ
①平らな皿にゼラチン用の水(35g)を入れ、一か所に重ならないよう、水面全体
にまんべんなくゼラチンを振りかけ、ふやかしておく。
②ココナッツミルクの缶詰はよく振ってから缶をあける。
出来上がり量の600ccが充分入る耐熱容器に、ココナッツミルク、牛乳、グラニ
ュー糖を量りながら入れる。
電子レンジで2分ほど温めグラニュー糖を溶かす(沸騰はさせない)
③②が温まったら①の完全にふやけたゼラチンを加え、よく混ぜて溶かす。
④③に生クリームを加える。
⑤ゼラチンなどの残りがないかを確認するため一度こす。
⑥⑤に氷水をあてて粗熱を取り、ある程度冷えたら好みの容器にそそぐ。
⑦冷蔵庫で完全に冷やし固める。
*フルーツカクテル
①<シロップ>の材料(キルッシュ以外)を耐熱容器に入れ、電子レンジで一分ほ
ど加熱し砂糖を溶かす。底の方に砂糖の粒がまだ残っているようだったらスプー
ンでかき回し、完全に溶かす。冷めたら好でみキルッシュを加える。
②フルーツをカットしていく。
*オレンジは両端を切り落とす。波刃包丁を大きく動かしながらオレンジの形に
添うよう皮をむく。
果肉を取り出す。袋は絞ってジュースをとりシロップに混ぜる。
(ボールの上で作業をしていくと滴り落ちるジュースもとれますよ。 )
*レモンは絞ってシロップに混ぜる。
*オレンジ・その他全てのフルーツを8㎜角ぐらいの大きさに切りそろえる。
③ボールにフルーツを入れる。そこにシロップも加えて、形を崩さないように気を
つけてあえる。
④冷蔵庫でよく冷やしておく。
冷蔵庫のパンナコッタは冷えて固まりましたか?
プルンプルンのパンナコッタの出来上がりです。
さあ、今度はその上に冷えたフルーツカクテルをジュースごと盛り付けましょう。
赤、緑、オレンジのキラキラしたフルーツが白いパンナコッタに映えるんです。
あればミントなどもちょっと盛り付け、スプーンを添えてさあ、どうぞ。
パンナコッタにスプーンを差し込むと上のジュースがさーっと下まで流れていきパンナコッタに絡みつきます。洋風の杏仁豆腐のようですね(笑)
レモンとオレンジの香りの爽やかなジュースとココナッツの香り漂うパンナコッタ。
そこには色とりどりのフルーツがたっぷり。
想像するだけで美味しそうでしょう?
色がきれいなデザートなので出来れば透明のグラスなどに入れて色のコントラストを楽しんで。
フルーツカクテルはその他にもプリンの付け合せや、大きくカットして食後のデザートとしていただいても美味しいんですよ。(大人の方にはお酒の香りをもうちょっと足して下さいね(笑))
お日様がこれからどんどん元気印になっていきます。
暑くなるこれからの季節、何回も作ってママと私、ママと僕の味にどうぞしていってくださいね。
山下 久美子 【お菓子教室 Sugar Box Studio主宰】
記事テーマ
「初めて作ったお菓子」その思い出は皆さんの心の奥底に優しく大切に仕舞われていませんか?私達の子供も初めてお菓子を作った時のわくわく!ドキドキ!そしてお菓子を囲んでいる家族の優しい笑顔をいつまでも覚えていてくれるかもしれませんよね。「チチンプイプイおいしくなあれ!」ママとお子さんに倖せの魔法がかかるお菓子作りのアイデイアをお伝えします!