あけましておめでとうございます。
2013年となりました。今年もママとお子さんがにっこりと笑いながら楽しいお菓子作りができるように、ちょっとした作り方のヒントやポイントをお伝えする事ができればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
国産のレモンが今、旬を迎えています。
無農薬のレモンが手に入ったら、朝食のトーストにもぴったりのレモンカードを作ってみませんか。
lemon curdとはイギリス生まれのレモンクリーム。
一見ジャムのようにも見えますが、レモンとお砂糖だけを煮詰めたものではなく、卵とバターも加えてクリーミーな状態に固めていったもの。
この固まるという状態がcurdです。
きゅんと甘酸っぱい爽やかなジャム。新年初、挑戦してみてはいかがでしょう?
お鍋で作ると、量が少ない場合は火の通し方が難しく、卵に火が通りすぎてしまう場合があります。その点、電子レンジを使えば沸騰させてもだまになることがありません。
___材料(出来上がり120cc分)_
卵 1個
レモン 1個
砂糖 65g
バター 50g
___作り方__________________
①卵を溶きほぐし、ざるを通しながら500cc程の耐熱容器にいれる。
(※漉すことによってだまになりづらくなるので、面倒がらずに必ず漉してくださ いね。)
②レモンの皮の白い部分が入らないよう黄色の表皮だけをおろし、別にとっておく。
レモンを絞り、種が入らないようざるを通して①に加える。
③②に砂糖を加える。
④ふたをしないで、電子レンジで加熱。目安は600wで2分。ブクブクブク~と液体が盛り上がってくるので、そのつど取り出し、泡だて器でよく混ぜる。3回程繰り返す。
(注)ちょっと目を離したすきに、吹きこぼれてレンジの中がさあ大変!なんてことにならないよう、2分間はレンジの前でチェックしていてくださいね。
⑤④にバターと、削っておいたレモンの皮を加える。もう一度レンジにかけて最後にぶくぶく~というまで温めたら出来上がり。
熱いうちに、殺菌しておいた耐熱容器(※1)に移し替えます。
(※1)沸騰したお湯の中で5分間煮沸します。
応用のきくレモンカードですが、まずはトーストとご一緒に。
きゅんと甘酸っぱい香りがお口の中にふわ~っと広がって、朝から幸せな気分になりますよ。
休日には、ふわっとやわらかいパンケーキにたっぷり塗るのもおすすめです。
もちろんクラシカルに、タルトに敷き詰めてちょっぴり優雅なデザートにも。
でも…きっとこのレシピの分量分では、すぐになくなってしまうかもしれません。
そんな時はまたレンジでチン♪して作ってみてくださいね。
しっかりと朝食をとって今日も元気にいってらっしゃい!
素敵な1日をお過ごしください。
子どものために、家族のために、お菓子を作っているときって、なんだかとても優しい気持ちになりませんか?
お正月に久しぶりにゆっくりと実家へ帰った時に、私たちのために母が楽しそうに台所で立ってくれている姿を見て、食べてくれる人がいるとこんなにお台所仕事が楽しくなるんだと思いました。
今は小さいお子さんたちも、大きくなるとそれぞれ別の場所へ巣立って行ってしまいます。自分の横でちょろちょろと元気に居てくれる今が、華かもしれませんね。
家族の多い今を楽しんで、日々のお台所での時間を楽しみたいと思います。
遅ればせながらブログを新年よりスタートいたしました。
こちら★★★
「輝くママ」へ投稿させていただいている記事の裏話も載っているかもしれません(笑)
よろしかったらご覧ください。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
Sugar Box Studio 山下久美子
山下 久美子 【お菓子教室 Sugar Box Studio主宰】
記事テーマ
「初めて作ったお菓子」その思い出は皆さんの心の奥底に優しく大切に仕舞われていませんか?私達の子供も初めてお菓子を作った時のわくわく!ドキドキ!そしてお菓子を囲んでいる家族の優しい笑顔をいつまでも覚えていてくれるかもしれませんよね。「チチンプイプイおいしくなあれ!」ママとお子さんに倖せの魔法がかかるお菓子作りのアイデイアをお伝えします!