温かい紅茶の中に柑橘系のフルーツを皮ごと入れると、爽やかな香りが立ち上って来ます。しかし、紅茶の渋みを強く感じてしまうので、果物と相性の良い茶葉を選びましょう。
渋み成分であるタンニンの少ない、インドの「ニルギリ」やスリランカの「キャンディー」がお勧めです。これらはレモンティーにも最適です。また、ちょっとエキゾティックに、中国の「キーマン」も試してみてはいかがでしょうか?
次に、蒸らし時間についてですが、以前説明した通常の3分ではなく、2分位にしましょう。お好みで砂糖や蜂蜜で甘みをつけるとお子さまもおいしく飲めます。
忙しい時期ではありますが、オレンジとクローブの甘くてスパイシーな香りで、ティータイムをお楽しみ下さい。
小澤 舞子 【ティーインストラクター】
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サロン・ド・テで優雅にティータイム・・・なんて、子育て中のママには夢の話。でも、自分で美味しい紅茶をいれることができれば、ほんのわずかな時間でもリラックスできるはずです。お客様やお友達に自信をもってお出しできる美味しいいれ方、産地別おすすめの飲み方、子どもも喜ぶアレンジティーなど、紅茶が飲みたくなるような情報をお届けします。