味についてですが、全国で作られている和紅茶の多くは緑茶品種を紅茶にしていることが多いのです。その場合、葉にアミノ酸を多く含むので、甘みと旨味が強くなります。渋みも抑えられ、中国茶に似た和紅茶独特の風味があります。しかし最近はこの独特の風味を改善し、ミルクティーに合うようにアッサム種と中国種とを交配させたり、製造技術を向上させ、本格的な英国風紅茶を目指している茶農家が増えています。
おいしいいれ方ですが、まずは初回でもお伝えしている「おいしい紅茶のいれ方」を参考にして下さい。特徴の違いによって、いれ方を変えている紅茶ブランドもあるのでご紹介しておきます。
参考:和紅茶の美味しいいれ方 「和紅茶専門店・紅葉HP」より
前述しましたが、和紅茶は地域による気候の違い、品種、発酵などの製造方法の違いがあると、味わいが異なります。今まさに変化を遂げているのです。
ストレート向きの紅茶は、甘い和菓子や中国菓子に合わせると良いでしょう。ティータイムだけでなく、おにぎりなどの和食とも合わせてみてはいかがでしょうか? ミルクティーに合うタイプでしたら、バターや小麦を使った洋菓子とも合わせることができますが、さっぱり系の紅茶が多いでしょう。
また、これからの季節は「コールドブリューティー」つまり水出し紅茶にすると、旨味と香りが引き立ちます。
おいしく飲んで、和紅茶の将来を期待したいですね。
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参考:和紅茶の美味しいいれ方 「和紅茶専門店・紅葉HP」より
小澤 舞子 【ティーインストラクター】
記事テーマ
サロン・ド・テで優雅にティータイム・・・なんて、子育て中のママには夢の話。でも、自分で美味しい紅茶をいれることができれば、ほんのわずかな時間でもリラックスできるはずです。お客様やお友達に自信をもってお出しできる美味しいいれ方、産地別おすすめの飲み方、子どもも喜ぶアレンジティーなど、紅茶が飲みたくなるような情報をお届けします。