まずは、紅茶の産地選びですが、フルーツと相性の良い茶葉を選ぶことが重要です。タンニンが少ない、つまり渋みの弱いインドの「ニルギリ」やスリランカの「キャンディ」なら失敗がありません。さらに、これから少ずつ汗ばむような季節に向かっていくので、さっぱりした「ジャワ」もおすすめです。
次に、フルーツを選ぶ時の注意ですが、果実の色が鮮やかで、濁りにくい果物の方が見た目が美しくなります。バナナなどは濁りやすいですし、できるだけ、完熟前の果物を選びましょう。さらに、酸味と甘みのバランスを考えます。
例えば、春はイチゴやブルーベリー、夏はメロン、秋はブドウやペアー、冬はリンゴなどを加えれば季節感を演出できます。柑橘系やキウイは1年中手に入りますし、色もカラフルになります。
オレンジ、キウイ、イチゴを薄くスライスしました。
紅茶と果物を決めれば、作り方は簡単です。
ポットフルーツティーと作り方(3杯分)
≪材料≫
紅茶・・・7.5g(2.5g×3杯分)、沸騰したお湯・・・約480cc(160cc×3杯分)
スライスしたフルーツ(3種類くらい)・・・適量
≪作り方≫
①まずは湯通ししたティーポットを使って、ゴールデンルールの紅茶をいれましょう。蒸らし時間は短めの2分です。
②次に、湯通ししたガラスのティーポットにカットしたフルーツを入れて、茶こしを使って①の紅茶を注ぎます。
③ウォーマーがあれば、なじませる。
④ティーカップに注げばできあがり。
ゴールデンルールのおいしいいれ方はコチラをご覧下さい。→★★★
ウォーマーで温めると、ティーポットから爽やかな果物の香りが広がります。
これからの季節にぴったりのアレンジティーです。特別なゲストの方にも喜ばれますように・・・
JR川崎駅近くで少人数制の紅茶教室を開いています。
お子様連れの方でも、安心して参加できます。詳しくはコチラ→★★★
小澤 舞子 【ティーインストラクター】
記事テーマ
サロン・ド・テで優雅にティータイム・・・なんて、子育て中のママには夢の話。でも、自分で美味しい紅茶をいれることができれば、ほんのわずかな時間でもリラックスできるはずです。お客様やお友達に自信をもってお出しできる美味しいいれ方、産地別おすすめの飲み方、子どもも喜ぶアレンジティーなど、紅茶が飲みたくなるような情報をお届けします。