「〇〇茶」とか「〇〇ティー」という名の飲み物があふれていますが、これら全てが「お茶」なのでしょうか?
答えはノーです。
ツバキ科の常緑樹(学名はカメリアシネンシス)の葉や茎で作られたものが本来のお茶です。
品種は異なりますが、日本の緑茶、ウーロン茶などの中国茶、そして紅茶を指します。
では、紅茶は緑茶やウーロン茶とは何が違うのでしょうか?
キーワードは「酸化発酵」です。
発酵させないのが緑茶、半分程度まで発酵させたのがウーロン茶、完全に発酵させると紅茶になるのです。
紅茶について少し理解が深まったところで、好みの紅茶を見つける手がかりになるよう3つのタイプに分類してみました。
そんな方にお勧めする3つ目は、香りだけでリフレッシュしてしまいそうなフレーバードティーです。
花や果実等の香料を添加することで、無限の種類の味と香りの紅茶が生まれます。
ローズの花びらやキャラメルチップが入っていたりと、見た目が華やかなもの、ネーミングが凝ったものが多く、どれにしようか迷ってしまいそうです。
昔から愛されている代表的なものはベルガモットの香りのアール・グレイです。
アップルティーやキャラメルティーなどはお子様にも喜ばれるでしょう。
平凡な日常の気分転換に、直感で選んでみるのもいいかもしれません。
どのタイプに当てはまりましたか?
きっかけはなんであれ、おいしい一杯に出逢うことで紅茶への興味が広がれば幸いです。
小澤 舞子 【ティーインストラクター】
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サロン・ド・テで優雅にティータイム・・・なんて、子育て中のママには夢の話。でも、自分で美味しい紅茶をいれることができれば、ほんのわずかな時間でもリラックスできるはずです。お客様やお友達に自信をもってお出しできる美味しいいれ方、産地別おすすめの飲み方、子どもも喜ぶアレンジティーなど、紅茶が飲みたくなるような情報をお届けします。