前回、料理を作る時に考慮するポイント3つの考え方についてお伝えしました。
家庭料理も絵画も相手にどんな気分になって欲しいか、自分のメッセージを込めて作ることは同じです。
メニュー:ローストポーク、ズッキーニのスープ、いちじくとくるみのパン
お子さんが小さいうちは、外食よりお家でゆっくりおしゃべりしながらの食事の方が落ち着くもの。
メニュー:ポークソテー10種類のラタトゥイユ(野菜煮込み)添え、コーンスープ、シリアルブレッド
ポークソテーは、メニュー①で作ったローストポークをフライパンでカリッとソテーし直すだけ。
生ではなかなかたくさんの量を食べられない野菜でも、煮込めば量が減りたくさん食べられるもの。 特ににんじんなどのカロチンを多く含む野菜は油と一緒に加熱すると、吸収率があがります。 10種類もの野菜をオリーブオイルと一緒に煮込んだラタトゥイユをソースとして一緒に添えれば、また前日とは違った楽しみ方が出来ます。
酸味を抑えたトマトベースのラタトゥイユはお子さんにも食べやすいはず。またシリアルたっぷりのパンでミネラルもたくさん摂れます。
柏木 直子 【パン&家庭料理教室主宰】
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毎日の生活の中で家族が顔を合わせ、同じものを共有する唯一の時間が食事。だからこそ家族にワクワクした気持ちで食卓に座って欲しいし、何よりママ自身が楽しんで作れることが1番。家族の喜ぶ顔、それは美しい絵画に出会った時のはっとした嬉しい驚きと同じ。3つのポイントをおさえて献立を考えれば、いつもと少し違った家族の表情が見られるかもしれませんよ!