トールペイントの作品には、お花を描く事が多いです。 代表的なトールペイントのご紹介をすると ヨーロッパのペインティングは、丸筆に2色3色と同時につけて、光と影の部分を一緒に描いてしまいます。お花や葉っぱも、一筆で描けてしまうので、ストロークが描けるようになると、早く描けるようになります。 ロシアのペインティングであるジョストボは、葉っぱやお花のベースを白く塗って、その上に色を幾重にも透けるように重ねていきます。 そして、大好きなアメリカンペインテイングでは、平らな筆を使って光と影の部分を描いていきます。 季節の作品も、お花で四季を描いた作品もありますよ。 また、皆さんにお見せしますね。
前回の記事で、タチアオイという名前のお花はトールで描かれる事も多いですよ。と書きましたが、、、このタチアオイは別名ホリホックとも言われ、背の高い素敵なお花です♪
私の好きな作品は、たくさんあって選びきれないのですが、今回はお花の沢山えがいてある、こちらの作品にしました。
こちらの作品は、アメリカのトールペイント作家のROSS-STALLCUPさんのデザインです。 彼女のデザインはたくさんのお花を描くのが特徴で、大輪の薔薇のような派手さはありませんが、そよ風が吹いている様な、優しい爽やかな作品が多くて、私も大好きです。 この作品の中にも、タチアオイやラベンダー、薔薇、デイジーなどなど沢山のお花が描かれています。
野村 真理子 【トールペイント講師】
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トールペイントは塗り絵のように色を重ねて楽しむクラフトです。木はもちろん、ガラスやあき缶、アクリル板のような身近かな物にも簡単に描く事ができます。トールの技法を取り入れながら、シールやリボン、キラキラデコ等を使って子供でも簡単にできる作品を厳選して掲載致します。親子で楽しんで下さいね。