<大福10個分>
白玉粉 150g
水 200g
上白糖 120g
塩 1g
あずき餡(こしあんでもつぶあんでもお好みで)300g
いちご 10粒(大きすぎないもの)
手粉用に片栗粉(なければコーンスターチ) 適宜
①いちごは洗ってヘタを取り、しっかり水気をきっておく。餡は10等分して丸めておく。
②ボウルに白玉粉を入れ、水を加えながらホイッパーでダマにならないように混ぜる。
固まりがあるようであれば、指でつぶしておく。
③蒸気のたった蒸器に濡れ布巾を敷き熱くしておく。そこへ生地を流し入れ20分蒸す。途中で生地をほぐし、火通りをよくする。
④蒸し上がったら耐熱のボウルに入れヘラで良く練りながら砂糖を3回に分けて加える。砂糖を加えて混ぜるごとに600W(もしくは500W)の電子レンジに30~50秒かける。最後の砂糖を入れる際に塩も加える。
⑤練り上がったら生地を片栗粉(もしくはコーンスターチ)を敷いた台の上に置き、粉をまぶしながら10等分に切る。
⑥よく手粉をつけて餅を包みやすいように広げる。丸めた餡といちごをヘタのついていた方が上になるように乗せ、そのまま餅ごとひっくり返し、きのこのカサのように生地を下へ下へと下げながら餡を包む。
⑦最後に餡を押しこみ、餅を引っ張って大福を閉じれば出来上がり!
今回の工程の中でもっとも大切なことは、
・餅が冷えないうちに作業をすること。
・手粉をちゃんとつけて手に餅がくっつかないようにすること。
この2点をしっかり守れば餅を扱いやすくなります。餅は少しでも伸びなくなって最後の閉じ目がつかないようであれば電子レンジ500~600Wで数十秒温めればOK。固いまま無理に作業をしようとするときれいに包めません。
包み方はいろいろありますが、今回は餅がやぶれにくく均等に包みやすい方法をご紹介しました♪
はじめに餅を蒸す工程は(白玉粉を蒸し上げる)電子レンジでやっていただいてもかまいません。
その場合は耐熱ボウルに白玉粉を水で溶いたものを入れ、500~600Wで2分ずつ、様子をみながらその都度ヘラで混ぜて熱を入れてください。
しかし蒸し器を持っている方は、断然蒸し器をオススメします。ボウルのヘリに餅がつくこともないし、何より均等に餅に火が入りますので出来上がりに食べたときのもちもち感が違います♪
砂糖をしっかり入れるレシピなので、保水性がよく2日経ってもやわらかさを保てるようになっています。当日に食べない場合はひとつずつラップをしておいてくださいね。
山田 早紀子 【家庭菓子研究家 イベントサークル「MamaCafe!」主宰】
記事テーマ
ママの愛情がこもった手作りのおやつ。それは大人になっても幼い頃の想い出として心に残るものです。しかし、今までお菓子作りが苦手だった方にとって「手作り」はハードルが高いという意見も聞きます。レッスンでいただく子育て中のママの声を活かして、忙しい毎日でも「簡単に」「おいしく」「おしゃれに」手作りを楽しんでもらえるレシピを提供します。