ボディコンシェルジュMariです。
今回はコアの引き締めエクササイズについて書くつもりでしたが、私の周りにあまりにも心配になっちゃう方が多かったので、産前産後の自転車使用時の骨盤の状態について書きたいと思います。
子育てに便利な子ども乗せ自転車は、今となっては切っても切れないほど生活に密着しているのではないでしょうか?
時短にもなりますし便利ですよね。
便利が故、妊娠しても乗り続けたり、産後も抱っこひもやおんぶ紐を使って自転車移動をされている方も少なくありません。
さて、こんな有名なデータがあります。
「立っている時」と「座っている時」ではどちらが腰への負担が大きいと思いますか?
立ち仕事の後は腰にくることが多いので「立っている時」と思われがちですが、実は「座っている時」の方が腰への負担が大きいのです。
まっすぐ立っている状態が1としたら、椅子に座っているときの腰への負荷は1.4倍とも言われています。
更には字を書いたりPC作業などで前かがみの姿勢になると、1.8倍の負荷が掛かるとされているんです!
なので、私の座学での授業やセミナー中は、途中で休憩を入れたりストレッチしてもらったりしながら受講して頂いています。
したがって、自転車に乗っている状態では腰への負担が大きいことがわかりますね。
骨盤は、出産に向けてゆるんで開いていく特性を持っています。赤ちゃんが産道を通るのに必要だからです。
骨盤が開いている産前の時期に自転車へ乗って右に左にペダルを動かすことは、ゆるんで開いた骨盤を更には歪ませている状態です。
産後に自転車に乗るのも同じで、赤ちゃんを抱っこやおんぶをしながら自転車に乗るのは腰への負荷を助長させている様なものです。
この骨盤がゆるんだり、開いたり、ゆがんだりとしているグラグラな状態のままにしておくと、骨盤が妊娠前の状態に戻りにくくなります。
この状態では代謝も落ちるので痩せにくい身体になってしまうだけでなく、下半身太りや肥満にもなりかねません。
私の周りのママでも本当に多くの方が自転車を利用しています。特に運動神経が良い方ほど、産前・産後すぐから自転車に乗っているような気がします。
骨盤の歪みで「肥満」になることもあるなんて知りもしないですよね。
確かに賢い施術家はこんな話はしないです。だって、身体が良くない状態を繰り返すほどリピート率につながりますから。
出産や産後の育児も大きく影響しますが、基本的に身体の不調は普段の生活や癖が原因です。
以前に書いた記事では骨盤調整など簡単に自宅で出来るものもご紹介しておりますので、ぜひご覧になってください。
骨盤の歪みが少なくなれば代謝が上がって痩せやすい身体を作ることも出来ます。
自転車に乗る際も、骨盤をサポーターやベルトなどでサポートするだけでも違いますよ。
イベント情報
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代表を務める都心最大級の子育てサークル「都心で子育て」イベント
ママ友づくりや素敵なレストランでのクリスマスパーティーに参加ご希望の方はブログをご覧ください。
市川 真理 【ボディコンシェルジュ】
記事テーマ
最近のママは産後もとてもキレイでスタイリッシュ!お洒落が上手で魅せ方も上手だけど見えないところではしっかり努力している頑張り屋さんも少なくないはず。そんな美ママになるためのスタイルキープや子育てツールからワンポイントアドバイス!1+1=2ではなく1+1=3以上と効果抜群なひと手間をご紹介します。