骨盤底筋群をコントロールするエクササイズはたくさんありますね。
先にも述べたように、骨盤底筋群の筋力が低下しないように骨盤底筋群にアプローチするエクササイズを取り入れるインストラクターも多くいます。
そのほとんどが、尿漏れや子宮下垂で下腹ポッコリを解消するための、骨盤底筋群を“引き上げ・引き締め”のエクササイズです。
マタニティ期はこのエクササイズが重要になるのですが、妊娠後期になると骨盤底筋群を“ゆるめる”エクササイズも取り入れましょう。
1.楽な姿勢で座ったら、おトイレを我慢するように力を入れたりぬいたりして、
骨盤底筋群を感じられるようになったら4階用エレベーターをイメージし、
骨盤底筋群を一気に4階まで引き上げる、一気に1階までゆるめるイメージで練習します。
2.エレベーターで1階ずつ上がるように骨盤底筋群をコントロールします。
1階から2階へ、3階へ、4階へ、2階から3階へ、4階へ、3階から4階へなど徐々に骨盤底筋群の引き上げを行いましょう。
3.引き上げのコントロールの感覚が理解できるようになったら、
逆に1階ずつ降りていくように骨盤底筋群を少しずつゆるめてみましょう。
こちらも4階から3階へ、2階へ、1階へ、3階から2階へ、1階へ、2階から1階へと徐々に骨盤底筋群をゆるめます。
ついついお腹に力を入れてしまいますが、そうすると骨盤底筋群が閉まって赤ちゃんの出口を塞いでしまいます。
出産時は特に3つ目の骨盤底筋群コントロールが大切で、骨盤底筋群をゆるめて赤ちゃんの出口を開いてあげることが快適なお産への近道といえます。
出産が近い方はぜひこの骨盤底筋群エクササイズ【エレベーター】を試してみてくださいね。
妊娠中の運動は、出産後の動脈硬化を防ぐ効果があると言われています。
不安定にバランスをとったり激しく動いたりしない、マットの上で行えるピラティスは妊娠中におススメですよ。
次回は産後のお話をご紹介しますね。
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市川 真理 【ボディコンシェルジュ】
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最近のママは産後もとてもキレイでスタイリッシュ!お洒落が上手で魅せ方も上手だけど見えないところではしっかり努力している頑張り屋さんも少なくないはず。そんな美ママになるためのスタイルキープや子育てツールからワンポイントアドバイス!1+1=2ではなく1+1=3以上と効果抜群なひと手間をご紹介します。