毎日いろんなことで怒っている気がしますが、意外とパターンが決まっているものです。
例えば、私がついつい怒ってしまっていたのは朝でした。
実は私は朝が弱く、早めに起きて準備しようと思いながらも出かけるぎりぎりの起床になってしまうことがよくありました。
そうすると、息子に八つ当たり半分で怒りを向けます。
「早くご飯食べなさい!」
「いつまでテレビ見てるの!まだ準備できてないでしょ!!」
「もう出る時間でしょ?何度言えばわかるの?ぐずぐずしないで!!」
それから寝かし付けの時間も大変でした。
時間の配分がうまくできず、寝る時間が遅くなってしまうことがしばしばだったので、、、
「今何時だと思ってるの?!」
「それ今やらなきゃいけないこと?」
「歯磨きしなさいって何度言ったらわかるの!」
もう「!」が語尾に何個もついてしまうくらい怒っていました。
出かけることと寝ることと言えば毎日のことですよね。
ですから、怒ることはほとんど日常の1コマになっていました。
そんな自分をふと振り返ると、毎日毎日怒っていることのうち、ほぼ80%ほどが朝と寝かし付けの時間でした。
どちらも時間管理の問題ですから、私が時間管理術を学び徹底して子どもを管理することもできたのでしょうが、
うまくできるまでに時間がかかりそうだったので、子どもに協力してもらうことにしました。
まず、時間に余裕のある週末に種まきです。
幼稚園に着きたい時間を子どもに考えてもらい、そのために準備にかかる時間を一緒に計算し、十分間に合う時間に起床するための就寝時間を一緒に決めました。
着きたい時間は「幼稚園が始まる前にお友だちとなにして遊びたい?」「その遊びはどのくらいしたい?」または、「絶対見たいテレビはある?」など、朝子どもがやりたいことを基に決めました。
準備にかかる時間は、私が見ていていつもごはんには何分くらい、着替えや洗顔などに何分くらいという時間がわかっていますので、その時間を伝えました。
また、就寝時間についても「このくらい寝たらすっきり起きられていたよ」という時間を伝えました。
そして決めた後は、朝も寝かし付けの時間も「この間なんて決めたっけ?」「何時に幼稚園行きたいんだっけ?」と訊くことにしていたら、徐々に私が朝から声を荒げる頻度が減り、息子が自分で行動する頻度が上がってきました。
寝かし付けについてはまだまだ失敗は多いですし、普段とは違うペースになる休日などは出掛けに慌てふためくこともありますが、以前より怒る回数が減ったことで気持ちに余裕が出てきたように思います。