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夢は目に見えるカタチで/2013年3月

お子さんの将来の夢のこと

お子さんと将来の夢について話すことはありますか?

私はよく息子と話しています。
息子の夢は幼稚園の年中の時からずっと変わらず「将棋のプロ棋士になること」です。毎年七夕のお願いごとは「プロ棋士になりたい!」と書いています。
 
ずっと変わらないので夢についての話はマンネリ?と思いきや、そうでもありません。
年中の頃は「プロ棋士になりたい」だけでしたが、大きくなるにつれて「羽生さんみたいに七冠取りたい」とか「20歳までにプロになりたい」などと具体的になっています。具体的になっていくのは本人の知識が増えているから、というのもありますが、それを引き出すためにコーチングの基本である「質問」を私がしているというのも理由のひとつです。
どんな質問で夢を広げますか?

以前「いい質問で子どもの本音を引き出してみましょう」の回にも書きましたが、答えがはい/いいえにならないオープンクエスチョンを使います。オープンクエスチョンは5W1Hの疑問詞を使うと簡単に作れます。

 
オープンクエスチョンに使える5W1H
<参考>wikipediaより
  5W1H → Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ) How(どのように) 
 
例えば
 
  誰が応援してくれてる?
  夢を叶えるためにどんなことをする?
  いつごろその夢は叶うの?
  その夢が叶った時、あなたはどこにいるの?
  なぜそれがやりたいの?
  どうやったらその夢が叶うと思う?
 
のように聞くことができますね。
 
質問の仕方にはポイントがあります。
「どうやって?」よりも「叶った後どう感じるか?」を重点的に聞いてみてください。
「どうやって」の部分はまだやり方を知らないこともありますし、知っていたら知っていたで「これはできないかも、、」が出てきやすくなるので、あまり聞かなくて大丈夫です。
 
叶った後のことは、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を使って聞いてみるとわかりやすいです。
夢の状況に応じて
 
  夢が叶った時、周りに何が見える?
  誰がどんなことを言っている?何がきこえる?
  どんな服を着ている?手触りは?
  何を食べている?
  どんな香りがする?
 
などのように聞けます。
頭の中にあるイメージをカタチにしてみる

このようにいろんな質問をしていくことで、夢のイメージが大きく膨らみ、鮮明になります。 そこで、せっかく鮮明になったイメージを更に具体的にするために、一緒にコラージュを作ってみてはいかがでしょうか? たくさん質問したことで、夢についての情報がたくさん出てきたと思います。 それに合わせて、雑誌や手持ちの写真などを合わせて作っていきます。 それ以外にも、旅行のパンフレットや広告などにもイメージのヒントがあるかもしれません。 質問したことで頭の中には既にイメージがあるので、それに合う素材探しから楽しんでみてくださいね。 ちなみに、この写真は私が作ったものです。

まとめ ~夢について質問→コラージュ作り~

夢について予め話してからコラージュを作っていくと、話している間も、素材を探す間も、コラージュを作っている間も、夢のことが心に浮かんでわくわくします! お子さんの夢だけでなく、お母様の夢も一緒に話して、コラージュも一緒に作ってみてくださいね。

Mama's profile/プロフィール

よしだ るりこ

よしだ るりこ 【総合話し相手サービスさくらマルシェ代表】

記事テーマ

「声掛けひとつでこんなに変わる!もっと笑顔になるオーダーメイド子育て術」

「何回言ったらわかるの?!」「早くしなさい!」イライラしてつい小言を言っては後悔していませんか?子育てに正解はありません。でも、より子育てが楽しくなり、お子さんのやる気を引き出すコツはあります。お子さんのタイプの見極め方やほめ方、言葉がけの仕方などの子育てのコツを毎回ひとつずつご紹介していきます。ひとつでもしっかり効果は出てきますよ!

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