五月も半ばになりました。
新しい環境に慣れる頃であるとともに、最初がんばった反動で疲れが出てくる頃でもありますね。
私の場合、育休明けに復職したのは、息子が1歳半になる1月でした。
当初はその前年の4月復帰(息子9ヵ月)を考えていましたが、家庭の事情により申し込みができず延期しました。当時、子どもが保育園に入れなかった場合に限り復職を半年延長できる、という制度が始まっていたのです。
1月復帰では当然認可保育園には入れず、できたばかりの認証保育園に息子を預けることにしました。
ただ、その認証保育園のオープンは11月。1月まで空いている保証はないので、予約と慣らし保育のため11月と12月は週に数回の一時保育をお願いしました。
慣らし保育を始めた最初の2ヵ月は、仕事に行かないので少し気が楽でした。それでも、「これまでのんびりと過ごしていた1歳半の子どもを毎朝決まった時間に保育園に連れて行く」というのは想像以上に大変でした。
復帰をためらうくらい。。。
でも、私はどうしても仕事がしたかったので、「普通はこんなに楽な状態で慣らし保育はできない。ありがたい環境なんだからがんばろう!」と思いなんとか復帰にこぎつけました。
毎日が大変でしたが、特に大変だったことをまとめるとこの3つです。
◯病気
◯周りの人の言葉
◯イヤイヤ期
今回は病気について書いていきます。
復職が冬だったため、なんと復職していきなり息子がインフルエンザにかかりました…。
泣かせながら打った注射は残念ながら息子には効果がありませんでした。
その翌月には実家の父が脳こうそくで倒れました(幸い人がいるところで倒れたので発見早く、軽度でした)。
更にその翌月には私が人生初のインフルエンザに罹りました。それまでの30年、身近な人がインフルエンザになっても私は罹らなかったのですが、今では予防接種しても罹る体質に変わってしまいました…。
家族が病気をしたら誰かが看病しなくてはなりません。
でも、家族ではなく自分が病気をしたら、、、代わってもらうことなどできず休まざるを得ません。
夫は私以上に忙しく、子どもの病気でも私の病気でも休んでもらうことなどできなかったので、これには途方に暮れました。
復職してすぐに壁に突き当たったように感じました。
私の復職当時はありませんでしたが、今は病児保育という制度があります。今だったらこちらを利用したかもしれません。
では、当時はどうしたか?というと、、、もう割り切って休んでしまいました!
もちろん、産休育休前に、個人に仕事を割り振られないセクションに異動したとか、周りの方の理解があったというありがたい面はありました。
でも、そうは言っても、簡単に割り切れない、休めないと思うのは誰かと言えば”自分自身”なのです。
ここで心掛けるのは「息子の病気のせいで休まざるを得ない」とか「一回くらい夫が休んでくれればいいのに」ではなく、「休むことに決めたのは(色々理由はあれど)自分だ」と考えること。
同じ「会社を休む」という時でも「誰かに強制されて休んだ」のと「自分で選んで休んだ」のとでは自分の気持ちが全く異なります。
前者は強制した誰かに恨み言を言いたくなりますが、後者では自分で決めたことなので前者ほどのストレスはかかりません。
子育てに特に手がかかる生まれてから約10年の間は、完ぺきを求めても苦しくなるばかり。
割り切るところは割り切って、子育てを楽しみましょう!
最後に、完ぺき主義になりそうになった時思い出してほしい言葉を贈ります。
「完璧を恐れるな。どうせ完璧になどなれないのだから。」
サルヴァドール・ダリ(1904年 - 1989年) 画家
よしだ るりこ 【総合話し相手サービスさくらマルシェ代表】
記事テーマ
「何回言ったらわかるの?!」「早くしなさい!」イライラしてつい小言を言っては後悔していませんか?子育てに正解はありません。でも、より子育てが楽しくなり、お子さんのやる気を引き出すコツはあります。お子さんのタイプの見極め方やほめ方、言葉がけの仕方などの子育てのコツを毎回ひとつずつご紹介していきます。ひとつでもしっかり効果は出てきますよ!