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秋を楽しもう!無花果キャロットジュース/2012年10月

美の味方~いちじく~

果物によっては1年中手に入るものもあれば、季節限定でしか手に入らないのものあります。

そして今が旬の無花果はまさしく季節限定の果物。

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上品でリッチな甘み。スライスしたものをタルトやショートケーキの上に乗せると、いつも以上に見た目も華やかに。

 

整腸作用や美肌効果が期待できる、食物繊維の『ペクチン』が豊富です。

クエン酸も含まれているので、疲労回復効果も期待できます。

赤い果実の色は、抗酸化物質『ポリフェノール』の一種の『アントシアニン』。残暑が厳しく、紫外線をたくさん浴びて疲れているお肌に。

また、タンパク質分解酵素の『フィシン』も含まれているので、食後のデザートにはもってこいだと思います。

 

ちなみに見分け方としては、ふっくらと大きく、形が良く、果皮にハリと弾力があるものを選びましょう。

無花果の意味は?

『花の無い果実』。

花はどこに?

実は果実の中に白い花が咲き、そのまま肥大するため、外側からは花が見えません。

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果実の真ん中あたりのつぶつぶの部分が『花』になります。

食べるとプチプチとする独特の食感は、花の部分です。

甘みには酸味を~極早生みかん~

ジュースの組み合わせを考える際、『甘み』には『酸味』、『酸味』には『甘み』を組み合わせて。すると初めての組み合わせでも、まず相性が良いです。

今回無花果に合わせるのは『極早生みかん』。

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『みかん』のシーズンの始まりを告げる、酸味が爽やかな早出しのみかんです。

どちらかというと甘みよりも酸味を楽しむもの。『極早生みかん』の酸味が無花果のリッチな甘みにとても良く合います。

ミキサーにかけると気にならないので、皮を剥いただけで、すじはそのままで大丈夫です。

みかんの薄皮やすじに含まれるポリフェノールの一種『ヘスぺリジン』には中性脂肪を分解する働きが期待できるので、ジュースにして丸ごといただきましょう。

無花果キャロットジュース

人参はとても合わせやすい野菜。

仕上がりの色もキレイです。

【材 料】 できあがり約500cc

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極早生みかん 2個

人参 40g

水  150cc(3/4カップ)

ハチミツ 大さじ1

レモン汁 大さじ1

【作り方】

①無花果は皮を剥き、ざく切りに。極早生ミカンも皮を剥き、横半分に切る。人参は半月切りに。

②材料全てをミキサーに入れて撹拌する。

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無花果のプチプチの食感がくせになりますよ。

Mama's profile/プロフィール

南谷 志保

南谷 志保 【食育マイスター・アクティブ野菜ソムリエ】

記事テーマ

ちゃんと朝ごはん。~家族のための四季の朝ジュース~

朝ごはん。もちろん『朝からバランス良く』というのが理想ですが、ママにとっては朝が一番忙しい…そこで手軽に作れる『朝ジュース』をご紹介します。脳の唯一のエネルギーはブドウ糖。特に果物にはブドウ糖がたっぷりと含まれています。忙しい一日の始まりだからこそ、朝からしっかりと旬の野菜や果物をいただきましょう。

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