広い海、冷たい川の水、虫捕りに出かけた山など、見たもの、触れたもの全てが子どもにとっては新鮮です。何かに夢中になっている真剣な眼差しや、全力で楽しんでいる子どもの表情、行楽スナップなど夏休みには撮りたいシーンが沢山あります。お出かけのお供には、是非カメラを忘れずに。
海や木陰がないような場所では、夏の日差しが強く、順光(被写体の正面に太陽)で撮ると「まぶしい!」表情になったり影が強調されてしまいがち。そのような写真を解消するために、撮影者が位置を変えてみたり木陰で撮るなど太陽の位置を意識して撮ってみましょう。写真の暗さ、明るさによって雰囲気が大分違うものに仕上がります。
夏だからこその写真を残すには、夏らしいシチュエーションで撮りましょう。海、川、山、花火、スイカ、プール、麦わら帽子、ひまわり、虫かごなどシャッターチャンスは沢山あります。子どもがはつらつと過ごしている様子を撮るにはカメラを意識させないこと。子どものいきいきとした表情、自然な姿のベストショットを残しましょう。
夏の遊びといえば、海、川、プールなど水遊びが多いです。水際でカメラを使用する際には浸水させないよう注意を払わなければなりません。防水機能付きのデジタルカメラも多く販売されていますし、一眼レフやコンデジ、iPhone用と幅広く防水ケースもあります。アウトドアでも安心してカメラを使えるよう是非、活用されてみてはいかがでしょうか。
栗原 美穂 【フォトグラファー】
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写真は何度も大切な記憶を思い出させてくれる、宝物。あっという間に成長をしてしまうかけがえのない子どもの表情、姿をひとつでも多く覚えておきたい、残しておきたいママパパの優しい想い。難しいカメラ技術のお話はしません。写真がお子様とのHappyコミュニケーションツールのひとつになりますように。