普段、動き回ってぶれてしまいがちな子ども写真。ですが、お昼寝をしているときはどうでしょう。すやすや可愛い寝顔を撮る絶好のチャンスです。そっと、起こすことのないよう、寝ている子ども写真を撮ってみましょう。
寝顔をクローズアップして撮るときには、ピントを合わせるところを意識して撮ってみましょう。顔や目、鼻、口など・・・。ピントを合わせたところ以外がぼけるとふんわり写真に仕上がります。
ぼけを生かすには、カメラ操作で絞り優先AEという撮影モードを使い、F値を最小にして撮ると、背景をぼかすことができます。また、光を取り込む量が多くなり、暗い場所でもシャッター速度が遅くなりにくい→ぶれにくくなります。(絞りについてはまた、詳しくお話しします。)
赤ちゃんがすやすや寝ている姿は見ているだけで癒されます。ずっと、見ていても飽きません。
そんな幸せそうな姿を写真に残すため、写真全体を明るい雰囲気にします。フラッシュは不自然な光になってしまいがちなので使いません。明るい部屋であれば、自然光で明るい写真を撮ることができますが、そうでないときには、カメラ操作で明るさをコントロール、「露出補正」をします。プラスに数値を上げると明るく、マイナスに数値を下げると暗い写真を撮ることができます。露出を調整することで、意図した写真を撮ることに一歩近づくことができます。露出補正をし、明るさを撮り比べてみましょう。
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栗原 美穂 【フォトグラファー】
記事テーマ
写真は何度も大切な記憶を思い出させてくれる、宝物。あっという間に成長をしてしまうかけがえのない子どもの表情、姿をひとつでも多く覚えておきたい、残しておきたいママパパの優しい想い。難しいカメラ技術のお話はしません。写真がお子様とのHappyコミュニケーションツールのひとつになりますように。