約10ヵ月、ママのお腹の中にいた赤ちゃん。生まれて21日頃まではお腹の中にいた姿、小さく丸まって寝たり過ごすことがあります。また、シワシワのお手手やか細い身体つきなのもこの頃です。生まれたての赤ちゃんとの2ショットをパパに撮ってもらったり、またニューボーンフォト(新生児フォト)を出張撮影しているカメラマンに頼むこともできます。かけがえのない時間を大切に、子どもの成長とともにアルバムの写真を増やしていきましょう。
赤ちゃん写真を撮る際に、直接フラッシュをあてての撮影は赤ちゃんの目への影響が心配です。フラッシュなしで撮影をするのがナチュラルな写真になりお薦めですが、フラッシュありで撮影をする場合、フラッシュにガーゼや白い布、紙を巻いて光を柔らかくしたり、角度が変えられるのでしたら壁や天井に向けてバウンスさせ、光を拡散させてあげましょう。
室内や暗い場所でも、ISO感度を調節してあげることで明るい写真を撮ることができます。また、手ブレや被写体ブレを軽減してくれるので、赤ちゃん写真を撮る際には高感度での撮影がお薦めです。フィルムカメラでは、感度に基づいてフィルムを選びますが、デジタルカメラでは撮影時にカメラ自体に設定することができます。目安として屋内や照明の下ではISO800やISO1600です。設定の仕方は難しくありません。お使いのカメラの取り扱い説明書を確認してみてください。
栗原 美穂 【フォトグラファー】
記事テーマ
写真は何度も大切な記憶を思い出させてくれる、宝物。あっという間に成長をしてしまうかけがえのない子どもの表情、姿をひとつでも多く覚えておきたい、残しておきたいママパパの優しい想い。難しいカメラ技術のお話はしません。写真がお子様とのHappyコミュニケーションツールのひとつになりますように。