写真を撮る際にカメラを向けられた子どもがじっとしているより、体を元気に動かしているほうが笑顔を引き出せます。公園や広い場所でのびのびと動き回れるのであれば子どもらしい写真を撮ってみましょう。とはいっても、なかなか動き回る子どもの写真を撮るのは難しいかもしれません。子どもの動きを予測してカメラを構えたりシャッタースピードを速くしたり、スポーツモードで撮影をする、または連写をして複数枚撮った中からベストショットを探してみましょう。
背景が流れるように写真を撮る「流し撮り」というものがあります。1枚の写真のなかに動きやスピード感、躍動感を表現することができます。撮影方法は被写体の動きに合わせ、走る方向にカメラを流しながら撮ります。その際に、カメラを構え体を回転しながらシャッターボタンを押しますがカメラを上下に動かさないこと。子どもが元気に走り回る姿を流し撮りしたり、笑顔を撮ったり、と秋の公園で遊びながら写真を撮ってみましょう。
栗原 美穂 【フォトグラファー】
記事テーマ
写真は何度も大切な記憶を思い出させてくれる、宝物。あっという間に成長をしてしまうかけがえのない子どもの表情、姿をひとつでも多く覚えておきたい、残しておきたいママパパの優しい想い。難しいカメラ技術のお話はしません。写真がお子様とのHappyコミュニケーションツールのひとつになりますように。