子どもの行事ごとでおじいちゃん、おばあちゃん、親戚ともしくは友だちが集まって大勢で集合写真を撮る機会があります。幾つか、気をつけて撮影をしたら失敗写真がぐんと減ります。いちばん、大事なのはみんなの顔がはっきりと写っていること。撮影者は一人一人の顔をファインダー越しに確認をします。被写体が2列以上横に並んでいる場合は少し高い位置から撮影をすると、後ろの列の人の顔もはっきりと確認することができます。
シャッターを切る際に、大きな声で注意をひきます。特に乳幼児はなかなか、こちらを向いてはくれません。向いてくれたら1枚だけではなく「何枚か撮ります」と声をかけておき、3~4枚を続けてシャッターを切ります。そうすると、目をつむってしまった場合の失敗写真を省くことができます。
栗原 美穂 【フォトグラファー】
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写真は何度も大切な記憶を思い出させてくれる、宝物。あっという間に成長をしてしまうかけがえのない子どもの表情、姿をひとつでも多く覚えておきたい、残しておきたいママパパの優しい想い。難しいカメラ技術のお話はしません。写真がお子様とのHappyコミュニケーションツールのひとつになりますように。