ふわふわ浮かぶシャボン玉はずっと遊んでいても楽しい。子どもは夢中になって膨らましたり飛んでいくのを追いかけたり、とてもいきいきしています。お天気の良い日にお外で風も強くなければ(風が強いとシャボン玉がすぐに遠くに飛んでいってしまう!)シャボン玉遊びをしながらきらきら、ふわふわ幻想的な写真を撮りましょう。
子どもがシャボン玉を吹いている、真正面から横から後ろから、とママはぐるっと回って撮ってみてください。順光や逆光、太陽の位置や角度が少し違うだけで、シャボン玉や子どもへの光の当たり方が変わり、同じシーンでも違う雰囲気になります。
シャボン玉を吹く、子どものあどけない表情を撮る時は、ママがしゃがんで子どもと同じ目線の高さになりましょう。この時に風下でカメラを構えると、シャボン玉が流れてきてカメラのピントが合いづらくなってしまうので風下は避けます。
シャボン玉の丸く可愛らしい輪郭を写すため、空の青・芝生の緑などの単色によって背景をすっきりさせます。また、カメラを構えるママの気持ちが写真に反映されることもあります。「良い写真を撮るぞ!」と、肩に力を入れすぎると子どももママもリラックスできません。どうぞ、遊びの延長で楽しくわくわくしながらファインダーを覗いてみてください。
栗原 美穂 【フォトグラファー】
記事テーマ
写真は何度も大切な記憶を思い出させてくれる、宝物。あっという間に成長をしてしまうかけがえのない子どもの表情、姿をひとつでも多く覚えておきたい、残しておきたいママパパの優しい想い。難しいカメラ技術のお話はしません。写真がお子様とのHappyコミュニケーションツールのひとつになりますように。