緑色をしていた木々の葉っぱが色とりどりに色づき、紅葉が美しくなります。また、落ち葉を踏んだときのかさかさした音がお散歩をより楽しくしてくれます。行楽シーズンな季節。夏とはまた違った子ども写真のシャッターチャンスが沢山あります。秋を見て、食べて、触って子どもと楽しみながら様々なシーンを撮ってみましょう。
秋のイメージはオレンジ系・・・そこで一眼レフ、コンパクトデジタルカメラ等、デジタルカメラに搭載されているホワイトバランスを、「曇り/曇天」に設定をして写真を撮ってみましょう。全体がオレンジがかって、より秋らしい写真を撮ることができます。
ホワイトバランスとは、太陽光・蛍光灯・白熱灯・ストロボなど光源によって異なる色調の違いを補正する機能です。通常は自動的に色を直してくれるオートホワイトバランス(AWB)に設定されていますが、色の補正がきかず、「なんだか色がおかしいな」、「こういう色にしたいな」と感じたらホワイトバランスを光源に合わせた設定、もしくはかぶせたい色にして撮影をしてみましょう。
食べ物が美味しいのも秋の楽しみ。さつまいも掘り、果物狩りを楽しんだら・・・もぐもぐ食べている子ども写真を撮ってみましょう。
子どもの目線と同じ高さ(アイレベル)にカメラを構え、子どもの顔を画面いっぱいに撮ります。美味しいもの、好きなもの、また嫌いなものを食べている時の子どもの表情はころころ変わり、一枚一枚、違った写真になって面白いかもしれません。食欲の秋、子どもとたくさんの味覚を楽しみながら写真も残してみてください。
栗原 美穂 【フォトグラファー】
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写真は何度も大切な記憶を思い出させてくれる、宝物。あっという間に成長をしてしまうかけがえのない子どもの表情、姿をひとつでも多く覚えておきたい、残しておきたいママパパの優しい想い。難しいカメラ技術のお話はしません。写真がお子様とのHappyコミュニケーションツールのひとつになりますように。