春と秋にやってくる子どもの運動会。我が子の成長した姿、勇姿を撮影する絶好の機会です。運動会で上手に撮影するポイントの一つは、プログラム内容を把握し撮影計画をきちんと立てること。我が子の出場種目やダンスの位置、徒競走の順番など、事前に子どもに聞くことができたら、カメラを構える位置を決めることができます。
動きの速い競技では1コマ1コマ撮影するのは至難の業。連写機能を使って、ベストショットを狙いましょう。また、設定を「シャッター速度優先AE」モードにし、1/500秒より速めに設定します。必要であれば、露出補正で明るさを調整してから撮影をしましょう。モードの設定がわからない!時は、スポーツモードに設定をすると、速いシャッタースピードをカメラが決めてくれて撮影をすることができます。
運動会では、撮影者と子どもの距離があるので望遠レンズの出番が多くなるかもしれません。また、他の撮影者や観覧者も周りに多くいます。一瞬の子どもの姿、表情がぶれて失敗をしないよう、安定させ撮影することが大事です。しっかりと脇を締めて上半身を固定し安定させること、また三脚を使うこともひとつのポイントです。撮影して記録・残すことも大事ではありますが、撮影に必死になるばかりではなく、是非肉眼でも子どもの頑張る姿を見守ってあげてくださいね。
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栗原 美穂 【フォトグラファー】
記事テーマ
写真は何度も大切な記憶を思い出させてくれる、宝物。あっという間に成長をしてしまうかけがえのない子どもの表情、姿をひとつでも多く覚えておきたい、残しておきたいママパパの優しい想い。難しいカメラ技術のお話はしません。写真がお子様とのHappyコミュニケーションツールのひとつになりますように。