日が暮れるのも早くなり、風もなんだかひんやりしてきて、季節は冬に向かっているのだなぁ、と感じるようになりました。
まだ今の時期は、畑のハーブたちも元気ですが、もう少し寒くなってきたら、枯れてしまいます。
寒い時期はお部屋で過ごすことが多い分、一緒にお料理したりする時間もたくさん!
我が家では、とくにピザを作る機会が多くなるのに、バジルがないのはさみしい・・・。
もちろん、買ってきますが、使いきれないこともありますよね。
そんなバジルは、根を出してあげて、鉢に植えれば、長く楽しめます♪
もう「残りは冷蔵庫でしわしわ・・・」なんて、もったいないことはありません!
しかも、「あ!野菜って生きているんだね!」 「生命力ってすごい!」と感動すること間違いなし☆
とっても簡単ですから、ぜひお子さんとチャレンジしてみてください。
ハーブの王様・バジル。
フレッシュなものは、香りもよく、ピザやトマトに合わせるのに欠かせません。
バジルは、βーカロテンが多く含まれており、アンチエイジング効果があるほか、殺菌作用があるので、風邪を引きやすいこれからの時期には嬉しい作用があります。
お料理に使って余ったバジルは、水にさしてあげてみてください。
水に浸かる部分の葉は、取ってあげましょう。
遮光すると根が出やすいので、透明な瓶などより、マグカップなど光を通さないものがオススメです。
また、水替えは1日1回を目安に、窓辺など明るい場所に置いてあげてください。
だいたい1週間前後で、茎から根が出てきていますよ♪
ちなみに、私は4日目で根が出ましたが、環境にもよると思うので、気長に見守ってあげてください。
根がたくさん出てきたら、土に植えてあげます。
お水が大好きなので、こまめに水やりをしてあげましょう。
日当たりのよい、暖かい場所だったら、どんどん葉も増え、収穫が楽しめますよ♪
今からやっておいたら、もしかしたら、クリスマスのお料理で、ピザはマルゲリータ、サラダはトマトのカプレーゼ・・・と、使えるかもしれませんね。
ちなみに、お菓子の彩りにかかせないミントは、もっと根が出やすいです。
余ったミントも根を出してあげて、育てて、クリスマスケーキにトッピングしてあげるというのも、素敵ですね♪
寒くなる季節、お子さんと、窓辺でかわいい野菜を育ててみてくださいね☆
藤田 光樹 【野菜ソムリエ】
記事テーマ
「うちの子、野菜を食べてくれなくて・・・」と、よくママたちの会話で聞きます。野菜を育てると、食べてくれるようになりますし、他にもいいことがたくさんあります。四季を感じ、野菜を育て、収穫し、食卓を囲む、そんな「野菜を育てるくらし」を私の体験も交えながら、みなさんにも気軽に取り入れてもらえるよう、ご紹介します。