梅雨も明け、さんさんと照りつけるおひさまのおかげで、
野菜たちが、どんどん生長し、色づいてきました。
収穫体験などのイベントもいろいろなところでありますから、ぜひ生き生きとした野菜を見に行ってみてください。
お子さんだけでなく、ママもきっと、想像以上に、スーパーでは見ることのできない、キラキラとした鮮やかな色に、感動しますよ。
さて、畑を見てみると、緑・赤・黄色・オレンジ・紫・・・
本当にカラフル♪
もちろん、野菜が並んでいるスーパーも同じようにカラフル!
夏ならでは、ですね。
冬だと、こうはいきません。
たとえば、一口に「トマト」と言っても、世界中に8000種以上あるといわれているだけあり、色を挙げただけでも、赤・黄・オレンジ・ピンク・緑・黒・・・
と、本当にいろいろな色があります。
形も、大・中・小、とありますね。
子どもって、色で遊ぶことが大好き♪
いろいろな色があふれている今こそ、野菜の色を使って、お子さんと野菜に楽しく触れましょう!
まず、色を5色に分けて考えてみましょう。
・赤
・黄色、オレンジ
・緑
・白
・紫、黒
この色に当てはまる野菜を考えてみましょう。
・赤・・・トマト、赤パプリカ
・黄色・オレンジ・・・カボチャ、トウモロコシ、黄パプリカ、にんじん
・緑・・・ピーマン、エダマメ
・白・・・タマネギ、ジャガイモ
・紫・黒・・・ナス
夏野菜中心で挙げましたが、ずいぶんありますよね♪
タマネギ、ジャガイモ、ニンジンは、常備菜として、
周年出回っていて、夏でも手に入るので、当てはめてみました。
さて、この色とりどりの野菜たち。
食べやすいように、茹でたり、生で食べられるものはカットして、各色ごとに、お皿に用意してあげましょう。
☆サラダとして、お子さんが自分で食べる分を、色とりどり盛り付け♪
☆オープンサンドで、お子さんがトッピング♪
「画用紙のつもりで、カラフルにしようね♪」
「今日は、テーブルの上には何色あるかなぁ☆」
なんて、お話ししながら、楽しんでみてください。
カラフルな野菜がたくさんある夏だからこそ、
気軽にできますよ☆
そして、実はこの楽しみ方・・・
①夏野菜ってなにがあるのか、いつの間にか知れちゃう♪
②緑黄色野菜をたくさん摂れちゃう♪
という、嬉しいおまけもあるんです。
いろんなカタカナの栄養素はたくさんあるけれど、難しいことはあまり考えず、
夏の日差しをたっぷり浴びて、栄養がぎゅっと詰まった夏野菜たちを、お子さんと色で楽しんで食べてみてくださいね。
藤田 光樹 【野菜ソムリエ】
記事テーマ
「うちの子、野菜を食べてくれなくて・・・」と、よくママたちの会話で聞きます。野菜を育てると、食べてくれるようになりますし、他にもいいことがたくさんあります。四季を感じ、野菜を育て、収穫し、食卓を囲む、そんな「野菜を育てるくらし」を私の体験も交えながら、みなさんにも気軽に取り入れてもらえるよう、ご紹介します。