サクラのつぼみも膨らんできて、過ごしやすい季節になってきましたね。
「今年はどんなお花を植えようかしら?」と、ホームセンターにのぞきに行く方も多いのではないでしょうか?
ホームセンターには、ぞくぞくとお花などの植物はもちろん、野菜の苗たちも所狭しと並んでいます。
その中でも、今回はイチゴのお話をしたいと思います。
イチゴは、コロンとかわいらしい形、そしてキラキラして、甘酸っぱい香りを放ち、まるで、フルーツの宝石のよう!
お子さんは、デザートに出してもらうと大喜びしてくれるし、ショートケーキに乗っているイチゴは兄弟で取り合いしたり、普段はフルーツをあまり食べないというパパもイチゴが出ると食べてくれる…などなど、ありませんか?
そんなイチゴを育てて、家族みんなで楽しんでみませんか?
イチゴが実る様子は、見ていて本当にわくわくします。
ジャムが出来るほどたくさん収穫はできないかもしれませんが、ケーキのトッピングなどイチゴが映えるお菓子やデザートにできますよ。
店頭で5月頃にイチゴを手に入れるのは、ちょっと大変。
自分で育てて、最高のイチゴケーキを作ってみるのもいいかもしれませんね♪
イチゴ農家さんがハウスで育てているので、店頭ではクリスマスシーズンに合わせて並びだし、大体3月頃まで出回っています。
でも、イチゴの本当の旬は、5~6月頃。
露地(ハウスなし)で育てる場合は、秋に苗を植付け、寒い冬を乗り越えて、春になったら花を咲かせて、実をつけます。
この過程、ちょっと大変ですよね。
でもありがたいことに、春に売られている苗はすぐに実をつけてくれます。
また、いろいろな品種がありますので、ぜひホームセンターの方に聞いてみて、わくわくできるイチゴの苗を見つけてみてくださいね。
今から苗を買って、5~6月頃にはイチゴの収穫を楽しむことができますよ♪
おうちでのお世話もそれほど大変なことはありません。
それぞれの環境がありますので、ホームセンターの方に聞いてみるのがおススメです。
基本的には、
☆日当たりがいい所に置いてあげる
☆土が乾いてきたら、たっぷり水をあげる
☆室内でしたら、受粉が必要です。
花が咲いたら、筆など柔らかいもので、花の中心をさわってあげてください。
(外でしたら、風やミツバチで受粉できるので大丈夫です)
これらを守れば、大丈夫です。
昨年、我が家でもイチゴを育てて、子どもたちと、実る様子や収穫を楽しみました。
収穫するそばからパクパクと食べ、子どもたちにとって最高の味だったようです。
ぜひ、みなさんもイチゴを育ててみてくださいね。
藤田 光樹 【野菜ソムリエ】
記事テーマ
「うちの子、野菜を食べてくれなくて・・・」と、よくママたちの会話で聞きます。野菜を育てると、食べてくれるようになりますし、他にもいいことがたくさんあります。四季を感じ、野菜を育て、収穫し、食卓を囲む、そんな「野菜を育てるくらし」を私の体験も交えながら、みなさんにも気軽に取り入れてもらえるよう、ご紹介します。