朝晩は、すっかり冷える季節になりました。
お子さんはもちろん、ママも風邪をひかないように気を付け始める頃ですね。
風邪予防になる野菜はたくさんありますが、殺菌作用があるショウガやニンニク、ネギなどは、我が家は毎日少しずつ摂るようにしています。
☆ショウガ…生ものの殺菌の為、ガリとして、お寿司の横に添えられてきました。
☆ネギ…風邪をひいた時は、焼いた白ネギを喉に当てたりなど、昔から民間療法に取り入れられてきました。
☆ニンニク…殺菌作用があるのはもちろん、スタミナ食材として有名ですね。古代エジプトでは、ピラミッド建設の労働者に毎日食べさせていたそうです。
まだ栄養成分など解明されていない、ずっと昔の人たちが、経験から得た知識で日々の食生活に取り入れていたものは、なんだか説得力がありますね。
どれも、料理にちょっと入れたり、薬味として使ったりできるので、毎日少しずつ摂り、風邪をひかないようにしましょう。
我が家の子どもたちは、毎朝のお味噌汁や納豆でネギを摂っています。
「ネギの辛いのが嫌」っていうお子さんいませんか?
我が家の3歳の次女も苦手です。
ですので、我が家では青ネギ(万能ネギ・葉ネギ)もよく買います。
あの辛みに効果があるのですが、お子さんには辛すぎますものね。
ちなみに、東日本では白ネギが主流ですが、西日本ではこの青ネギが主流です。
また、あさつきは青ネギと似ていますが、別で、こちらは辛みが強いです。
さて、青ネギは根つきで売られています。
食べた後は、植えてみましょう。
お子さんと収穫が楽しめますよ。
ネギは生命力が強いので、ちゃんと根付いて、ぐんぐん生長します。
畑では、捨てるつもりで放っておいたネギも根付くぐらいです。
お庭がある方は、ニンニクもおススメです。
なかなか出来る様子を見ることがない野菜ですよね。
11月が植え時期で、収穫は来年の6月頃です。
食べる以外にも、植えてあることで、他に植えてある植物の病害虫を防いでくれますし、モグラ避けにもなりますよ。
青ネギを食べた後、根っこを植えて、収穫・・・簡単ですので、ぜひやってみてくださいね。
藤田 光樹 【野菜ソムリエ】
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「うちの子、野菜を食べてくれなくて・・・」と、よくママたちの会話で聞きます。野菜を育てると、食べてくれるようになりますし、他にもいいことがたくさんあります。四季を感じ、野菜を育て、収穫し、食卓を囲む、そんな「野菜を育てるくらし」を私の体験も交えながら、みなさんにも気軽に取り入れてもらえるよう、ご紹介します。