みなさんのお子様は、どんな習い事をされていますか?
ハッピー・ノート ドットコムのweekly ゴーゴーリサーチの576回の「通わせていますか?習い事」のアンケート結果をみても、いろいろな習い事がありますね。
習い事をすると、どんないい事があるのでしょうか? また、何に気をつけなくてはいけないでしょうか? 今回と次回で、考えてみたいと思います。
ハッピー・ノート ドットコムのアンケートでもダントツでナンバー1の習い事が、「スイミング」。
ベビースイミングに通われているかたもおられるくらい人気がありますね。
まず、何と言っても、「体力」つくり。健康な体になって欲しいですからね。スイミングは、全身運動になりますし、小さいお子様の体の成長のためにも、スイミングはおススメです。
また、小学校で必須の体育の科目である、ということも大きいと思います。小学校に入ると、夏の期間は、殆ど水泳一色です。その時に泳げないのは可哀そうだし、困るから・・・ということでしょうか?
クロールから始まって、背泳ぎ、平泳ぎ・・・と級があり、夏休みにその昇級テストを受けるために一生懸命に練習するお子様が多くいらっしゃいますね。
ただ、なぜか、小学校の高学年になるとやめてしまうお子さんが多いのも、スイミングの特徴です。ある程度泳げるようになったら、もういいわ・・・と思われるのかもしれません。
また、水の中に入るので、お子様の体調が悪いと、中耳炎になったり、プール熱が出たり・・・ということが多いです。体調の管理に気をつけることが大切です。
次に多いのが、「ピアノ」です。これは、情操教育の中で、ナンバーワンですね。
音楽というのは、小さい時からやらないと上達しない・・・という考え方があって、ピアノだけでなく、バイオリンも小さい時から始める楽器の一つですね。
ピアノは、一時、「東大生が習い事をしていたナンバーワン」と言われたこともあるくらい、「脳と関係がある」習い事とされています。
ピアノが脳にいい影響を及ぼすか、その根拠はありませんが、どちらかというと、
・毎日、ピアノを少しずつ、コツコツと練習する → 毎日、少しずつ勉強する習慣をつけやすい。
・一つの曲を弾けるようになるまで、練習する → 努力することによる「達成感」が味わえる。
という利点があるのではないか、と思います。
いずれにせよ、スイミングに比べると、ずっと長く、趣味として続けるかたもおられる習い事・・・だと思います。
しかし、音楽関係は、専門にしようと思うと、かなり覚悟を決めないといけないので、あるところでどういう風に向き合っていくか、という分岐点がくるようです。
小学校で英語が必修科目に入るようになってきたことから、近年は、「英語」が習い事の第3位に入ってきました。
また、これからの子どもはグローバルでなくてはいけない、という親御さんのお考えも大きいと思います。
小さい時に習われる英語は、お子様が楽しめるものを選ばれるのがいいと、私は思います。
まず、英語のリズム、イントネーション、に慣れて、英語に対して親しみを感じることが大切です。出来れば、ネイティブの方の発音を耳で聞くチャンスがあるといいですね。
歌を歌ったり、ゲームをしたりすることで、英語が好きになり、親近感を覚えるだけでも、中学に入って、本格的に英語を勉強し始めるときに、必ず、役に立ちます。
ただ、気をつけなくてはいけないのが、あまり小さい時から英語を頑張ってやらせると、日本の習得がおろそかになったり、中途半端になってしまうこと。
まずは、日本語を正しく理解し、きちんと読み書きが出来ることが大事です。小さいうちから、英語の単語を書いたり、覚えたり・・・というのは、少し親御さんが気をつけてあげた方がいいでしょう。
中学になってから習う「英語」とは、全く違うものだ、と割り切って、楽しく勉強なさることをおススメします。
以上、今回は、ベスト1~3位までの習い事を取り上げました。
次回は、4位以下の習い事について、書いていきたいと思います。
ブログでは、
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11月29日に、「親子カフェ・スキップキッズ…雪谷店」にて、セミナーを行います。
大迫 ちあき 【中学受験アドバイザー】
記事テーマ
生まれつきの子供の能力に差はありません。大切なのは、学習の「環境づくり」です。「算数って面白い!」「お勉強って楽しい!」とお子様に感じさせてみませんか?ここでは、ママと子供が楽しめる、日々の生活の中で出来る「事物学習」を中心に書いていきます。