夏休みの算数教室で、「算数工作~時計を作ろう」を行いました。幼稚園のお子さんなら、ママが少し手伝ってあげると楽しい工作になります。小学校低学年のお子さんなら、自由研究にもなります。
普通の工作と違うのは、算数で習う言葉や道具をたくさん使って作ることで、お子様が知らず知らずのうちに算数のお勉強をしている・・・というところです。
まず、時計の台にする色紙は「四角」、時計は「円」という形であることを教えてあげるところからスタートです!
● 色紙 (時計の台にします)
● はさみ、のり、おりがみ、数字のシール
● コンパス、分度器
● 割ピン、時計の針 (工作用として購入できます)
1.時計の台にする色紙に、コンパスで円を描く
2.折り紙に、4分円を描き、分度器を使って、30度ずつに区切って、それぞれ切り分ける
3.隣同士が同じ色にならないように、色紙に貼っていく
4.数字のシールを使って、1から12までの時計の文字盤を作る
5.中心に穴をあけて、時計の針を入れて、割ピンでとめる
小学生のお子様なら、殆ど全部一人で出来ますが、幼稚園のお子様は、ママが手伝ってあげるといいと思います。
「時計」の出来上がりです♪
子どもたちは、コンパスや分度器に興味津々!! 実際には、小学校3年生くらいか4年生にならないと使いませんが、こういう時期に一度、図形を「体感」させてあげてください。
コンパスで円を描いたり、分度器で30度の扇形を作ったり、時計を12個に分割したり、一生懸命に取り組んでいました。
小さい時に、少し先取りして算数の知識を入れておいてあげると、実際に習った時にとても理解がしやすくなるのです。
裏に、ムーブメントを付けてあげると、実際の時計としても使えます。(ムーブメントは、1000~1500円くらいで、売っています)
この時計を使って、時間のお勉強をしてもいいですよね。
大迫 ちあき 【中学受験アドバイザー】
記事テーマ
生まれつきの子供の能力に差はありません。大切なのは、学習の「環境づくり」です。「算数って面白い!」「お勉強って楽しい!」とお子様に感じさせてみませんか?ここでは、ママと子供が楽しめる、日々の生活の中で出来る「事物学習」を中心に書いていきます。