粉系のお菓子で、いつの時代も人気のクレープ!
街でも、クレープ屋さんは人気ですよね!
今回は、私も大好きな「熱々と冷んやりの組み合わせ」で、年代問わず人気のクレープを使ったデザートをご紹介します!
皆さんは、チェリージュビレをご存知ですか?
さくらんぼをシロップで煮て、キルシュ(さくらんぼのリキュール)でフランベしたフランス生まれのデザートです。(※フランベとは、調理の最後に香り付けの為に、アルコールを垂らし、アルコール分を飛ばす)
このチェリージュビレは、アイスにかけても、ヨーグルトにかけても美味しくて見た目もお洒落なので、覚えておくと、おもてなしにとても役立ちますよ。
クレープを焼いて、市販のバニラアイスを添え、熱々のチェリージュビレをかけたら、
とってもお洒落なデザートの完成! ぜひ夏のおもてなしに、作ってみて下さいね。
~クレープ~
【材料】5~6枚分
卵・・・2個
グラニュー糖・・・30g
塩・・・少々
薄力粉・・・80g
牛乳・・・200cc
無塩バター(溶かしたもの)・・・30g
【作り方】
(下準備)
・薄力粉は、ふるっておく。
・無塩バターはレンジか湯煎で溶かしておく。
・牛乳は室温に戻しておく。もしくは人肌程度に温める。
①ボウルに卵を入れてからほぐし、グラニュー糖、塩を加え、ホイッパーで混ぜる。
②牛乳を①へ加え混ぜる。
③ふるっておいた薄力粉をドーナツ状にスペースを空けて、そこに②を少しずつ加え、
そのつどホイッパーで混ぜて、ダマにならないように、混ぜていく。
④溶かしバターを③へ加え混ぜる。網で漉して、約1時間置いておく。(夏場は冷蔵庫へ)
⑤焼く直前に、お玉で全体を混ぜ、熱々に熱したフライパンに分量外の少量のバターを入れて溶かし、クレープ生地を薄く焼く。
⑥生地の周りが焼き色が付いてきたら、菜箸を下に2本通して裏返す。
⑦20~30秒焼いて火を止める。これを5~6枚焼く。
~チェリージュビレ~
【材料】
グラニュー糖・・・30g
無塩バター・・・20g
アメリカンチェリー(種を取ったもの)・・・200g
レモン汁・・・大さじ2
キルシュ・・・大さじ2 (なければ良い)
【作り方】
①フライパンにグラニュー糖と無塩バターを入れて溶かし、そこにアメリカンチェリーを加え煮る。
②グツグツと煮えてきたら、レモン汁、キルシュを加え、火を止める。(本格的なフランベはしなくてOK)
~仕上げ~
お皿に四つ折にしたクレープを盛り付け、市販のバニラアイスを添えて、
その上に熱々のチェリージュビレをかけて、いただく。
波毛 英里紗 【お菓子研究家】
記事テーマ
心のこもった手作りお菓子は、人を幸せな気持ちにしてくれます。私は、大切な人たちが、美味しそうに食べてくれる笑顔を見て、もっと美味しいお菓子を作れるようになりたい!と思ってきました。お菓子作りを通して、自分の手でお菓子を作る達成感、人を喜ばせることの楽しさをお伝えし、幸せの輪が広がってくれたら嬉しいです。