すっかり秋めいてまいりましたね。
秋の味覚シリーズ第3弾は、“栗”スイーツのご紹介です。
“芋、栗、カボチャ”は、女性は特に好きですよね♪
私は、一番好きなのは、“栗”です! この時期、パティスリーやデパートなどで並ぶ限定スイーツも、じつに様々ですが、ついつい“栗”スイーツに目がいってしまいます。
今回ご紹介するのは、ワンボウルで、カンタンに作れるパウンドケーキです!
ワンボウルなので、洗い物が少なくてラクチンで嬉しい♪
これって、忙しい主婦には、けっこう大切なポイント!
ぜひ作ってみて下さいね☆
【材料】18cm×6cmのパウンド型1台分
無塩バター・・・100g
グラニュー糖・・・50g
マロンクリーム・・・120g
卵・・・120g(約2.5コ分)
薄力粉・・・120g
ベーキングパウダー・・・大さじ1 と1/2
ラム酒・・・大さじ1(お子様も召し上がる予定で、気になる方は入れなくてOK)
<添えるクリーム>
生クリーム47%・・・150g
グラニュー糖・・・15g
ラム酒・・・小さじ1(お好み)
マロンクリーム・・・適量
【作り方】
~下準備~
●無塩バターは、室温に戻し、柔らかくしておく。
●卵もあらかじめ冷蔵庫から出し、室温に戻しておく。
●薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
●型に①キッチンシートを敷くか、②型の内側全面に薄く無塩バターを塗って、強力粉をまぶして、余分な粉をはたいて冷凍庫で冷やしておく。
※2つの方法があるので、お好みの方で、焼いてください。
今回は、紙を敷いて焼いています。
●オーブンを190℃に温めておく。
①ボウルに柔らかくした無塩バターを入れ、グラニュー糖を加え、ホイッパーで混ぜる。
②マロンクリームの半量(60g)を①へ加え、混ぜる。
③溶いた卵を少しずつ、②へ加え、そのつど混ぜる。これを繰り返す。
※一気に卵を入れすぎると、生地が分離してしまうので注意!
③残りのマロンクリームを③へ加え、混ぜる。
④ふるっておいた粉類(薄力粉+ベーキングパウダー)を、③へもう一度ふるいながら
一気に加え、ゴムベラでさっくりと全体の生地が均一になるまで混ぜる。
⑤用意しておいたパウンド型に、生地を入れ、表面をならす。
190℃に温めておいたオーブンで約35分焼く。
※オーブンによって微妙に違うので、焼き時間は、調整してください
⑥オーブンから取り出したら、型からはずして、ラム酒(分量外)お好みの量を、刷毛で表面に塗り、すぐにラップでピッタリ包んで密閉する。そのままの状態で冷ます。
※しっとりしたパウンドケーキに仕上げるには、焼きあがった後の⑥の工程がポイントです。
もちろん、ここで使うラム酒も、お子様が召し上がる場合は省いて、ラップで密閉のみでOK!
※ここまでで、パウンドケーキは完成!
~お皿に盛り付ける場合~
●氷水を入れたボウルに生クリーム、グラニュー糖、ラム酒を加えたボウルを重ねて、電動ミキサーで、柔らかめのクリームを作る。
●細い丸口金、又はあればモンブラン口金を付けた絞り袋に、マロンクリームを入れて、
カットしたパウンドケーキ、生クリーム、その上にマロンクリームをキレイに絞る。
あれば、粉砂糖を茶漉しで、最後にふるっても、キレイです。
家族がそろう週末のおやつ、お客様のおもてなし、ピクニックなどにも、オススメのパウンドケーキ! ワンボウルで手軽に作ることが出来るので、ぜひ作ってみてくださいね♪
波毛 英里紗 【お菓子研究家】
記事テーマ
心のこもった手作りお菓子は、人を幸せな気持ちにしてくれます。私は、大切な人たちが、美味しそうに食べてくれる笑顔を見て、もっと美味しいお菓子を作れるようになりたい!と思ってきました。お菓子作りを通して、自分の手でお菓子を作る達成感、人を喜ばせることの楽しさをお伝えし、幸せの輪が広がってくれたら嬉しいです。