「洗浄」「保湿」と並んで、スキンケアの3本柱のひとつでもある「UVケア」。皆さんは、もう始めていますか?
もうすぐ梅雨。「雨や曇りの日が多くなるし、梅雨が終わってから始めよう」なんて思っていませんか?
紫外線は春先からどんどん強くなり、曇りの日でも、約80%が地上に降り注いでいます。
紫外線のダメージは、生涯を通してどんどん蓄積され、大人になってから大きな病気につながることも。一番怖いのは…目に見えない、将来のお肌や体に起こる影響です。
0歳のうちからしっかりケアしてあげましょう。
「UVケア」というと、まず思いつくのが日焼け止め剤。でも…「赤ちゃんに日焼け止めって必要?」「ぬった方がお肌に悪そう」と、日焼け止め自体の刺激を気にするママも多いと思います。
では、ぬらない場合はどうやって紫外線からお肌を守りますか?
帽子?日傘?日陰に入る?もちろんそれも大切ですが、これだけでは完全には防ぎきれません。
紫外線は、空気中に漂うチリなど、あらゆるものに反射し跳ね返ります。直射日光は帽子で防げても、反射までは防げませんよね。
そこで必要なのが、日焼け止めです。
日焼け止めを選ぶ際、決め手になるのが「SPF」「PA」の値。数値が大きいものほど効果は高くなりますが、お肌への刺激も強くなります。
<SPF>
肌を赤くする紫外線B波の防止効果を表す数値。
値が大きいほど、紫外線を浴びてから肌が赤くなるまでの時間を引き延ばすことができます。
<PA>
シワのもとになる紫外線A波の防止効果を表す数値。
「+」~「+++」の3段階で表示されます。
赤ちゃんの日常用には、SPF20前後のものを常にバッグに入れておき、こまめにぬりなおしてあげることが大切です。
日焼け止めを上手に活用して、紫外線からお肌を守りましょう!
木内 美城 【ベビースキンケア講師】
記事テーマ
ぷるぷる・もちもちなイメージの赤ちゃんのお肌…実はものすごく乾燥肌って知っていましたか?きれいなお肌の土台をつくるには、0歳からのケアがとっても大切です。でも…毎日お手入れしていても、間違ったやり方では逆効果。正しいケアを身につけて、トラブル知らずのお肌を育てましょう!季節ごとのケア方法や、親子でふれあいを楽しむポイントもご紹介します。