生まれて間もない赤ちゃんのお肌は、トラブルを起こしやすくてとってもデリケート。
これまで、赤ちゃんのスキンケアの大切さについてお話ししてきましたが、もうひとつ忘れないでおきたいことがあります。
それは、「ママのお肌」のこと。
妊娠・出産という大きな役割を経て、ママの体にはいろんな変化が起こっています。
産後、「肌質が変わった」「今まで肌トラブルとは無縁だったのに、急に荒れやすいお肌になった」なんて声もたくさん耳にします。
赤ちゃんのお肌を育てるために大切なこの時期は、実はママにとっても、これからのお肌のコンディションを左右する要注意の時期です。
ママになってもいつまでもキレイでいたいのは、みんな同じですよね。
でも・・・一人目の赤ちゃんは特に、普段のお世話だけでも「はじめて」の連続でママは毎日大忙し!
「お化粧はほとんどしない」、もしくは「お粉をはたく程度の薄化粧のみ」
出産するまでは必需品だった帽子や日傘も、「荷物になるから必要なし!」
ついつい自分のことは後回しになってしまっているママも多いのではないでしょうか?? これでは、産後のお肌はなかなか元には戻りません。
頑張って赤ちゃんのスキンケアを続けて、つるつるお肌をキープ!
でも、気づいた時にはママのお肌はボロボロ・・・なんてことになったら悲しいですよね。
特に、紫外線はお肌の老化の原因NO.1!
受けてしまった紫外線は、完全にはリセットできません。 産後に受ける紫外線は、ママの美容の大敵です。
大切な時期とはいえ、「高級な化粧品をそろえて産前以上にしっかりケア!」というのは、ママにはなかなか難しいもの。
でも、特別なケアをしなくても、赤ちゃんのケアに手を抜かなくても、無理なくママのケアを続けることは実はと~っても簡単!
いつでもどこでも、「赤ちゃんと一緒」がポイントです。赤ちゃんのお肌にいいこと=ママのお肌にもいいいのです♪
<お風呂では・・・>
赤ちゃんと同じように、ママもたっぷりの泡でこすらず洗いましょう。
成長に合わせて、一緒にもこもこの泡を作って遊んだり、洗いっこするのもいいですね♪
シャワーも赤ちゃんと同じ温度のお湯で! 「熱いのが好きだから」と、ママだけ温度を上げるのはNGです。
<保湿の時は・・・>
赤ちゃんのケアの後、ママの手に残った保湿剤はふき取らずに自分のお肌にぬりぬり。
産後のおなか周りの黒ずみやカサカサが気になるママは、この時におなかにぬるようにするといいですね。
最後は、赤ちゃんの手に保湿剤を出してママのお肌にぬりぬり。タッチケアを楽しみながら、ぬりあいっこの習慣をつけましょう♪
<お出かけの時は・・・>
もちろん、UVケア剤も一緒にぬりぬり。
帽子はおそろいのものを用意すると、お出かけが楽しくなりますね♪
赤ちゃんのお手本はママです。
今はママのお世話が必要な赤ちゃんも、
大きくなると、お肌をケアするのもしないのも自分の意思次第。毎日赤ちゃんのケアを頑張っていても、ママが自分のケアを怠っていると、成長しても自分自身でお肌をケアする習慣は身につきません。ママがキレイのお手本になって、親子で美肌を目指しましょう♪
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木内 美城 【ベビースキンケア講師】
記事テーマ
ぷるぷる・もちもちなイメージの赤ちゃんのお肌…実はものすごく乾燥肌って知っていましたか?きれいなお肌の土台をつくるには、0歳からのケアがとっても大切です。でも…毎日お手入れしていても、間違ったやり方では逆効果。正しいケアを身につけて、トラブル知らずのお肌を育てましょう!季節ごとのケア方法や、親子でふれあいを楽しむポイントもご紹介します。