「タッチケア」という言葉があるように、ママと赤ちゃんのふれあいは、
●リラックス・ストレス解消
●情緒が安定
●夜泣き・便秘の改善
●体重・身長の増加
●免疫力・抵抗力がアップ
●親子の絆が深まる
など、赤ちゃんにとってもママにとっても、うれしい効果がたくさんあります。
そして、きれいなお肌を育てるためにもふれあいはとっても大切。毎日くり返し赤ちゃんのお肌にふれることで、お肌の変化にいち早く対処したり、お肌のしくみを整えてあげることができます。
赤ちゃんのお肌を一番近くで見て感じて、気づいてあげられるのはママ。ママの手は、誰よりもわが子のお肌を知っています。
赤ちゃんのお肌にふれてみてください。今日のお肌の調子はどうですか? いつもと比べていかがでしょう?
「いつもがどんな肌ざわりなのかわからない…」という方は、毎日最低一回でも、じっくりお肌にふれる時間をつくってみましょう。
お肌と向き合う一番のオススメは、おふろタイム。
からだを洗う時は「手にたっぷりの泡をのせて、お肌をこすらないように優しく洗います。」とお話ししたのを覚えていますか?
赤ちゃん用品店でおふろグッズの棚を見てみると、ガーゼタイプのものや海綿スポンジなど、「お肌にやさしい」と書かれたものがたくさん並んでいます。
でも、一番はやはりママの手です。
てのひらは、正しく洗えば最もお肌を傷つけることがなく、また、からだを洗う時間は赤ちゃんのお肌を知る絶好のチャンス!
毎日全身の隅々までふれることで、てのひらが自然と赤ちゃんのお肌の状態を記憶し、ほんの少しの変化にも敏感に気づいてあげられるようになります。
ママの手は、赤ちゃんにとって誰よりも信頼できる主治医です。
トラブルがちなお肌をつくる原因のひとつは、お肌が生まれ変わる「ターンオーバー」のサイクルが乱れること。これは、外からの刺激や乾燥、そしてストレスや免疫力の低下によってもおこります。
ママの手の心地良い刺激は、ストレスを和らげ、細菌やウイルスと闘う免疫の働きを活発にし、強いお肌をつくるしくみを整えてくれます。
「病気やけがの処置」という意味で「手当て」という言葉が使われますが、お肌に手を当てる=ふれることは、実際にお肌の調子を整え、健康なお肌を生み出してくれるんですね。
ママの手は、赤ちゃんのこころ・からだ・お肌を元気にできるまほうの手。
手ざわりやぬくもりを感じながら、ママの手のパワーをフル活用しましょう!
「ふれることで、からだの中では何が起こってるの?」
次回は、ふれあうことで働く「ホルモン」とお肌の関係についてお話しします♪
cocotte-ココット-では、赤ちゃんのスキンケア教室の他に、プロのベビースキンケア講師になるための養成講座も開講しています。
お子さま連れや、ご自宅での受講もOK!
それぞれのスケジュールに合わせて、小さなお子さまがいても無理なくおうち教室が始められます。
教室・講座の予定や詳細は、随時ブログで更新中☆ こちら>>
ぜひのぞいてみてくださいね♪
木内 美城 【ベビースキンケア講師】
記事テーマ
ぷるぷる・もちもちなイメージの赤ちゃんのお肌…実はものすごく乾燥肌って知っていましたか?きれいなお肌の土台をつくるには、0歳からのケアがとっても大切です。でも…毎日お手入れしていても、間違ったやり方では逆効果。正しいケアを身につけて、トラブル知らずのお肌を育てましょう!季節ごとのケア方法や、親子でふれあいを楽しむポイントもご紹介します。