「赤ちゃん肌」って聞いて、どんなお肌を想像しますか?
美肌の代名詞ともなっている「赤ちゃん肌」。「ぷるぷる」「もちもち」「透き通った白い肌」…本当にそうでしょうか?
それでは、ちょっと質問です。
① 「赤ちゃんにスキンケアをしていますか?」
② 「赤ちゃんとママのお肌、どちらがデリケートだと思いますか?」
「赤ちゃん肌」の美肌イメージが定着し、「赤ちゃんにスキンケアなんて必要ない」と感じる方も多いと思います。でもなぜか「赤ちゃんのお肌はデリケート」という言葉には納得のママも多いのでは??「デリケート」なお肌というのは、少しの刺激でもトラブルを起こしてしまう繊細なお肌のこと。ちょっと矛盾しているのに気付きますね。
実は赤ちゃんは、ママ以上にスキンケアが必要です。
産まれてくるまで、ママの胎内で大切に守られていた赤ちゃん。それが外の世界に出てきた途端、ホコリや細菌・紫外線・乾燥など、様々な刺激にさらされます。赤ちゃんは、お肌を守る「バリア機能」が未完成。いろんな敵から上手にお肌を守ることができません。
更に、生後3ヶ月頃から急激に皮脂が減少!乾燥により、ますますトラブルを起こしやすいお肌になります。
赤ちゃんのスキンケアは、大人になってからのお肌にも大きく影響します。乳幼児期は、体中の機能が少しずつ整えられていく時期。この時期にトラブルを繰り返していると、十分にバリア機能がつくられないまま、大人になってもトラブルがちなお肌に…。
強いお肌の土台をつくるには、しっかり機能が整うまで、お肌を健康な状態に保ってあげることが大切です!そこで重要なのが、乳幼児期からの正しいスキンケア。毎日のベビースキンケアで、一生もののきれいなお肌を育てましょう♪
次回は、さっそく保湿ケアにチャレンジ!
木内 美城 【ベビースキンケア講師】
記事テーマ
ぷるぷる・もちもちなイメージの赤ちゃんのお肌…実はものすごく乾燥肌って知っていましたか?きれいなお肌の土台をつくるには、0歳からのケアがとっても大切です。でも…毎日お手入れしていても、間違ったやり方では逆効果。正しいケアを身につけて、トラブル知らずのお肌を育てましょう!季節ごとのケア方法や、親子でふれあいを楽しむポイントもご紹介します。