生徒さんに「朝焼きたてのパンが食べたいのですがどうすればいいですか?」と聞かれることがあります。
確かに朝焼きたてのパン、シアワセですね。
でも朝早く起きるのは大変!
そこで私は以下の通り説明をしています。
①各々のパン作りの工程をきっちり行えば、2日目の朝でも温めなおせば焼きたて同様の味になりますよ、練習してみては??
それでもどうしても焼きたてが手軽に食べたい方へは、
②ピザ、ベーグル、イングリッシュマフィンが工程が少ないので楽かもしれませんね。
もしくは
③前日にこねて次の日に分割からスタートできる冷蔵発酵という方法がありますよ!
とお伝えしています。
大切な家族がいるからこそ、焼きたてパンを食べさせてあげたいという気持ちが生まれるもの。シアワセなことですね。
少しでも楽においしいパンを焼く方法をお伝えします。
パン作りというと大仕事、1日つぶさなくちゃ!と気負う方が多いと思いますが、全然そんなことはありません。
私もパンを焼き始めたころは何も予定を入れずに1日パン焼きだけをしていたりしましたが、今では夕飯を作ったり洗濯物をたたみながら、パンを作っています。
【計量】パンの材料は水分・油脂以外の材料をビニル袋にいれておくことが可能です。冷蔵庫で保存してください。時間のあるときにたくさん1回のセットを作っておきましょう。
【こねる】ホームベーカリーを是非お使いください。
最近では5000円程度の安価なものも出ています。手ごねは手ごねの良さがあり私も大好きですが、毎日手ごねが続かない方は導入をお考えください。
【1次発酵】オーバーナイトという発酵方法があります。
イースト量を減らして冷蔵庫で1晩寝かせる方法です。こねたら焼き上がりまでノンストップだと時間のやりくりが大変かと思いますが、この方法であれば、こねて冷蔵庫に生地さえ入れておけば焼きたいときに焼けるパンになります。
1日目にこねて、2日目に焼き上げる。そんな方法です。
大切な家族に安全安心なものを食べてもらいたいと思うのは、ママたちみんなの思い。
もちろん最近ではパン屋さんやスーパーでも以前よりは安心なパンの取り扱いが増えたため、簡単に購入することができます。
でも、パン作りをおうちですることの良さはそれだけではありません。
子どもたちにママがパンを焼く姿を見せてあげることもシアワセ、
それから一緒に粉からこねて焼き上げてあげれば子どもの食育にもなりますね。
子どもたちは粉からこねて焼き上げてあげると「わ~!!」と感動し、自分が作ったものを食べたい食べたい!と言ってくれます。
また、焼きたてを家族が待っていて、競うかのようにパンをパクパク食べてくれたらそれはそれは作ったママもシアワセです!
私はパン作りを通して「手作りのシアワセ」をお伝えしたいと思い活動しています。
おひとりでも多くの方にパン作りをしてもらえますように。
これからも忙しいママやこれからママになるOLさんが作りやすい作り方、レシピを一生懸命考え伝える活動をしてきます。
minnaでつくって minnaでもぐもぐ minnaで幸せなひとときを・・・
吉永 麻衣子 【パン教室主宰】
記事テーマ
ママが子供たちのために焼いた【おうちパン】が毎日食卓にあったらとってもしあわせ!パンをこねるママの姿、ふわふわふくらんでいく生地、オーブンからパンの焼ける香り。「子育てで忙しい!パン作りは難しい!」と思っているママさんへパン作りを失敗しないための小さなコツ、お手軽なレシピ、しあわせエピソード等お伝えしていきます。