まれに冷蔵庫に入れる方がいらっしゃいますが、カスタードクリーム等傷みやすい物が入っている場合以外は、できるだけ常温か長く保存したいときは冷凍庫です。
冷蔵庫の温度はちょうどパン生地の老化のスピードが一番速い温度です。なので、できるだけ避けたい温度。
できれば食パンなら薄くスライスして、テーブルロールならひとつずつラップに包んで冷凍してください。
食べるつもりで常温においていたけれど、食べるタイミングがなく乾燥してしまった!というパンがある時は、ラスクがおすすめです。
バターの多い生地、ハード系の生地、牛乳が多い生地、それぞれ食感が違うのでお楽しみください。
お砂糖をかけて甘いものはもちろん、オリーブオイルと岩塩で大人なラスクもおいしいです。小さくすればサラダにトッピングしたりスープに浮かべるクルトンとして使うことができます。
作り方のポイントは、とにかくパン生地をカリッカリに乾燥させることです。
【材料】
● 余ったパン バターロール5つ
<甘いラスク>
● 砂糖 大さじ2
● 水 大さじ1
<塩っぽいラスク>
● オリーブオイル 大さじ3杯
● 塩 小さじ1杯
【作り方】
1.余ったパンを1.5センチ程度のコロコロ型にカットし、天板に重ならないように並べる。
2.170度で予熱から天板を入れて、20分程度、加熱が終わった後もそのままオーブンに入れっぱなしにする。
3.一つ食べてみて中に芯が残っておらず、カリカリサクサクしたらOK。
4.味付けをする。
<甘いラスク>砂糖に少しの水を加えトロトロした状態にする。大きめのボウルにカリカリになったパンを入れて、砂糖水をかけあえる。
<塩ラスク>大きめのボウルにカリカリになったパンを入れて、オリーブオイルと塩をかけてあえる。
5.再度天板にパンを並べ、170度で10分程度加熱する。表面をさわっても手につかなければ完成!
ちょっとしたプレゼントにも!
吉永 麻衣子 【パン教室主宰】
記事テーマ
ママが子供たちのために焼いた【おうちパン】が毎日食卓にあったらとってもしあわせ!パンをこねるママの姿、ふわふわふくらんでいく生地、オーブンからパンの焼ける香り。「子育てで忙しい!パン作りは難しい!」と思っているママさんへパン作りを失敗しないための小さなコツ、お手軽なレシピ、しあわせエピソード等お伝えしていきます。