勝手な思い込みから、小さい子どもはレーズンが嫌いな子が多いんだと思っていました。
ところが、パン教室に来られる生徒さんのお子さんにはレーズン好きな子がとっても多い! 中にはレーズンパンのレーズンだけむしって食べる子も。
レーズンは脳の重要な栄養素であるブドウ糖を含んでいる優秀な食材です。朝食にレーズンパン、なんて最高だと思います!
また、エネルギーやビタミン、ミネラルが豊富に含まれているので、おやつにももってこいです。おやつにチョコレートやスナック菓子もおいしいのですが、たまにはレーズンなんていかがですか? 栄養もとれてママも嬉しいおやつタイムになりますね!
また、もうひとつレーズンの嬉しいところは、虫歯予防になることです。レーズンに含まれているオレアノール酸には、虫歯や歯周病の原因となる菌の増殖を抑え、歯や歯ぐきの健康を保つ働きがあることが分かってきました。
(参考:カリフォルニアレーズン協会HP:http://www.raisins-jp.org/)
今回は、ちぎりやすい形のレーズンパンをご紹介します。
【生地】 (6個分)
●強力粉(はるゆたかブレンド) 200g
●イースト 3g
●塩 3g
●砂糖 6g
●水 130g
●無塩バター 5g
●レーズン お好みで
①大き目のボウル(直径25cm程度、浅いものが便利)に強力粉・イースト・塩・砂糖を計量。 小さいボウルに水を計量。いずれもデジタルスケールできっちり!
②大きいボウルに水を全部加えて、ゴムベラで混ぜる。生地がまとまってきたらゴムベラの生地をきれいに外し手でこねる。2分ほどこねたらバターを入れて更に5分こねる。
③丸めて表面をピンとはり、ボウルに入れてラップをし、常温で春秋は40分、夏は30分、冬は60分置いておく。
④大きさが倍程度になったら発酵終了。ボウルから生地を取り出して1個60g程度(総重量をはかり6で割る)に分割して丸め、常温でベンチタイムを15分とる。
⑤成型は丸めなおしをして、写真のように半分、さらにその半分とカットする。このときに端までカットせずにつなげておく。形を整えて、仕上げ発酵をする。
⑥オーブンについている発酵機能で15分程度。一回り大きくなればOK! レーズンを少し強めに押して焼成へ。
⑦180℃に予熱をしたオーブンで15分焼成。
⑧焼きあがったら網に出して冷まし、粗熱が取れたらビニール袋に入れて保存。冷凍しておくと食べたいときに食べられて便利です!
吉永 麻衣子 【パン教室主宰】
記事テーマ
ママが子供たちのために焼いた【おうちパン】が毎日食卓にあったらとってもしあわせ!パンをこねるママの姿、ふわふわふくらんでいく生地、オーブンからパンの焼ける香り。「子育てで忙しい!パン作りは難しい!」と思っているママさんへパン作りを失敗しないための小さなコツ、お手軽なレシピ、しあわせエピソード等お伝えしていきます。