「自分ブランディング」で成功したい人は、まず最初に1つのことを整理してみてください。
たった1つです。
対価を稼ぎ、知名度を得る。例えばこれを「ブランディングで成功している人」と定義する場合、その人たちの肩書や特性には、一言でいえるわかりやすさがあることに気づくきます。
つまり基本は、「自分が何者か、一言で言える」こと。このひとつを徹底的に整理してみてください。
あれも、これも、それも、肩書きを持つことも良いと思います。それは自分の強みにもなります。でも何が主なのかを自分で理解し、整理して人に伝えられなくては、その人のブランドは成り立たちません。
その肩書きにはさらに、「人に負けない、人とは違う特性」があり、「実績」があることは前提ですが、まずはここを整理してみてください。
私の主宰するジェネリーノや、PRでお仕事をさせて頂く著名な方も、ここが整理されている人は活躍されています。
それでは次に、ママブランドで成功している人の成功パターンを考えてみましょう。
いろいろな成功パターンがあると思いますが、特に「育児」「家事」「仕事」をすべてこなすママにおいては
①時間管理が上手な人
②人を、数分で見極める経験値がある人
③クイックレスポンスな人
の3点を意識することで、内容の濃い時間を過ごすことができます。
時間管理の上手な人とは、時間割を作る力や、きっちり進める力を言うのではありません。
また、今の時代、家事と子育てサービスを使ったり、会社の制度を上手に使うなどは当たり前のことになってきています。
上記においては、「生活における時間管理」と捉えてください。
つまりブランディングでの「時間管理の上手な人」というのは
「中身の濃い時間を上手に使える人」のこと。
人より、時間を上手に使わなくては、人より抜きんでることはできません。
それでは、「無駄な時間」とは何でしょうか?
よく人に「無駄な時間はありますか?」と聞くと「パソコンを長い時間みてしまう時間」とか「子供を寝かしつけてそのまま寝てしまう事がある」など1日の時間の中での詳細を伝えるママ達が多いですが、これは、生活習慣の見直しや子育てにおける時間の話であり、ブランディングにおける無駄な時間ではないのです。
ここでいう無駄な時間とは、「意識」のことです。
意識とは、例えばわかりやすい例で言うと、
「人から頼まれると嫌と言えない人」
これは大いに無駄を生じる可能性があります。人から頼まれたことに嫌な顔せず相手の指示通り動く方は、良い人という評判が立ち、悪いことばかりではありませんが、受け身が強すぎると、相手に振り回される時間が多く、無駄な時間を使う癖がついてしまうのです。
自分ブランディングを本気で考えているなら、まずここを見つめ直して下さい。
「自分が本当に必要なのか?」を振り返ってみてください。
受け身ではなく自分の意見が反映されることは「挑戦」「実績」になります。自分のブランドを守るためにも、はっきりと意見を言う勇気を持つことが大切です。
次にママ達が陥る現象としてよくあるのは、仕事仲間と友達との距離感の境界線が上手く計れないことです。プライベートを知りあう仲でも、相手の時間をお金で買っているくらいの意識を持たないと、お互い無駄な時間を長く過ごすことになります。
「親しき仲にも礼儀あり」
仕事とプライベートが分けられない関係であればあるほど、時間を決めて、意味がある過ごし方が出来るように心がけることは大切です。
次回は、「人を、数分で見極める経験値」について、お伝え致します。
松前 博恵 【ブランドカウンセラー】
記事テーマ
ジェネリーノには、多くのカリスマ・ママブロガーさんが登録されています。自分だけのオリジナル「強み」を生かし、その道の達人として著書を出したり、講師になったりと、普通の主婦から飛躍的な活躍をされる方も多数。活躍オーラを持つ秘訣、オリジナルブランド作りにはどんな秘密があるのでしょう?ブランドカウンセラー松前がその秘訣をお伝えします。