前回、「オンリーワン」市場になるための、ブルーオーシャンのお話をさせて頂きました。
今回は、自分にとっての競合って誰?ということを考え、さらにそこから何をすべきか?を問題提起していきたいと思います。
私たちは「競合」と考えると、ついつい同じ職業のあの隣の人。と考えてしまいがちですよね。
でも同じ「フリーランス」というくくりであれば、それは同じ会社の仲間。という考え方も出来ます。
例えば、「ブランディングプロデューサー」といっても、沢山の方がいらっしゃいます。
同じようにフリーランスで「イメージコンサル」と「ブランディング」を組み合わせて、その人をトータル的にプロデュースする方もいらっしゃるし、ブログのカスタマイズや見せ方、名刺デザインなどを一緒に考えてくださるデザインプラスの方もいらっしゃいます。
私は、その方々を競合ではなく「仲間」だと感じます。それは恐らく、背景も今までの実績も、環境もすべて違っているから、同じことは出来ないと考えているからです。
では、「私」を例にとってみて、私にとっての競合とは? それはビジネスを育んでこられた、諸先輩方です。
つまり、私より会社組織内でビジネス経験がある先輩が、同じ分野で同じ価格で同じことをされたら、それは敵わないということです。でも、そのくらいの方が同じ目線の同じことをされることは、殆どないに等しい。と考えていますから、今のところは敵はなし。というのが正直なところです。
ですので、今、私には特に「競合」はおりません。
皆様は如何ですか? 例えばフラワーコーディネートは、お花屋さんが競合かもしれないし、イメージコンサルは百貨店が競合かもしれません。ヘアーメイクアーティストは美容院が競合かもしれないし、広く考えると自分の市場が狭くなるのは大手が参入しているからともいえます。
もう一つ。競合とは「自分自身」かもしれないと私は考えます。自分の老いだったり、未知なる未来の自分です。
先日、「ブランディング」の本を書かれ、ある有名な会社の社長も経験された先輩女性から、次のようなことを言われました。
自分が活躍したいなら一番の武器は「素直さ」だと。
次の武器は「歳を経るごとに積み重なる、誰にも負けない専門知識を持つこと」だと。
一世を風靡したとしても、それは一過性のことで、そのあとその状態を同じように保つことは難しい場合もあると。
例えば、アイディアやデザインなどは、人が真似できる部分、あるいは同じようなことを考える人が多い分野の場合は特に、後輩たちはどんどん育ち追いかけてきて、革新的な技術やアイディアで一世を風靡していくかもしれません。
ネットなどの技術は、携帯世代でサクサクとソフトやハードをこなす子どもたちや若い人たちには敵いません。自分の子どもくらいの男女が、自分の後を追いかけてくるのですから、やはり若さにはかなわない部分もありますし、メディアも若くてきれいな方が良いと考える可能性もあるわけです。
そうなると、絶対的に勝てるものは「専門知識」と「人脈」しかないということなのだと、私は感じました。
人脈といっても、昨日や今日築いたものではなく、長い年月をかけて築いていく信頼関係やドラマは、その人たちだけのもの。
そこに横入りしようと思っても、そう簡単に入り込めない「絆」というものがあります。
人脈とは、私は「絆」のことだと感じています。
ですから、その「絆」の中に入り込むのであれば、ウェルカムされるような礼儀がないと、人脈は広がらないですし、意味がないので、良い人脈を築いていくには、「素直さ」と「知識欲」「前向きさ」「ひたむきさ」があるべきかもしれません。
年齢関係なく、人から必要な人になるには、やはりこの「素直なこころ」と「専門知識」、そして「人との関係性作り」なのだと学びました。
ジェネリーノ ブランディングサロン 次回は 12月20日 浦和にて
詳しいことは leballon@road.ocn.ne.jp
までご連絡ください。
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松前 博恵 【ブランドカウンセラー】
記事テーマ
ジェネリーノには、多くのカリスマ・ママブロガーさんが登録されています。自分だけのオリジナル「強み」を生かし、その道の達人として著書を出したり、講師になったりと、普通の主婦から飛躍的な活躍をされる方も多数。活躍オーラを持つ秘訣、オリジナルブランド作りにはどんな秘密があるのでしょう?ブランドカウンセラー松前がその秘訣をお伝えします。