前回は、毛糸の太さや、用途についてかかせていただきました。
急に涼しくなり、毛糸屋さんもお客さまが増えているように思えます。わたしも、その一人。くるくるっと首に巻くもの、はおるものは、そろそろ準備したいので、編み始めようと思っています。
編み物は、脳を空っぽにしてくれて、一時無心になれるものです。みなさんも、いかがですか? 今回は、毛糸の種類を少しピックアップしてご紹介してみようと思います。
大きく分けて、毛糸には、天然繊維と化学繊維の2種類があります。
ここでは、良く手にする毛糸で、天然繊維のものを取り上げてみます。
天然繊維のものは、綿や麻などのものがあります。麻は、麻ひもで編む夏用のバッグが思い浮かばれますね。強度があり、通気性があります。
綿のものは、肌触りが良く、汲水性がよいので、やはり夏用です。夏のストールなどが適しているでしょう。
動物繊維のものは、ウール、アンゴラ、モヘヤ、アルパカ、カシミヤ、シルクなど。
ウールは、羊毛。羊の毛です。保湿性も高く型くずれもしにくいので、秋冬物、衣類を編むのに最適です。
アンゴラは、アンゴラ兎の毛を使用しています。軽くて柔らかく、保湿性も高いので、マフラーやセーターに適しています。
モヘヤは、アンゴラ山羊の毛です。夏もの衣類によく使います。
アルパカは、アルパカの毛です。柔らかくて保湿性が高いです。セーターや、ロングの羽織物に良いでしょう。
カシミヤは、カシミヤ山羊からの毛です。繊維が細いのが特徴で、高級品とも言われています。
シルクは、絹。蚕から作られます。肌触りが良い事から赤ちゃん用のニットに最適です。
さあ、まずは何を編むか、考え、毛糸の種類を考えましょう。
わくわくしてくる事間違いなしです。
小さい物から編んでみると、あまり苦になりませんよ。
★Aroma&Knitting Workshop
〜オリジナルトワレ作りと簡単可愛いかぎ編みのワークショップ〜
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輝くママ2期生、山下美紀さんとのコラボイベントとなります。
是非、ご参加ください。
中村 英里子 【毛糸プランナー】
記事テーマ
小さい頃、お母さんの用意した毛糸であやとり、リリアンなどをした事はありませんか?そのささいな思い出を親子で再現しましょう。親子で毛糸に触れながら、ゆったりとくつろぐ時間を過ごして下さい。