秋の風が吹くこの季節には、そろそろ冬支度をはじめようと思っている方もいる事でしょう。
近頃は、楽天やamazonのお店など、毛糸もネットショップでも気楽に買えるようになりました。が、手触り、肌触りを実際に手に取り感じてほしいです。色合いも、お子さんと一緒に好きな色や似合う色を相談しながら買い物すると、編む気持ちも高ぶります。
お子さんと一緒で沢山のお買い物が大変であれば、毛糸のラベルを見て、必ず色番や種類をメモして帰りましょう。お家でネットショップを利用するのも良いでしょう。
そこで、今回、次回と毛糸の選び方について記載します。
糸の太さには、極細、合細、中細、合太、並太、極太と沢山の種類があります。
セーターを編むとすると、細い物は軽やかな着心地に。極太で編むと、ざっくり編めますが、着心地は重たくなる事もありますし、編んでいて、疲れる事もあります。
皆さんが毛糸を選ぶときに、手を出しやすい太さは、並太でしょうか。編み針も5〜7号、6〜8号,8〜9号、8〜10号と並太の中でも種類が豊富です。初心者にも編みやすく、おすすめですね。セーターにも、マフラーにも最適です。
糸の太さはこのように種類が分かれています。本の編み図を見て編み物をしたい。という場合は、必ず糸の種類や太さ、棒針かかぎ編みの号数を確認してから買い物に行きましょう。
編んでいて、さほどおもっていたものとかけ離れずに編めるはずです。
人によって、手の加減が違うので、多少の誤差が出ますが大きく変わる事はないでしょう。
編み物していて、困る事の一つには、同じ糸が廃盤になってしまい手に入らなくなる事があります。なるべく、一度に買いそろえる事をおすすめします。何玉必要か、不安に思ったら、お店の方に聞いてみましょう、大抵編み物のプロがいますので。
あっという間に、暖かい毛糸を編む時期は過ぎてしまいます。
小さな物から少しずつ、編み始める事をおすすめします。
次回は、毛糸の種類。書いてみたいと思っています。
中村 英里子 【毛糸プランナー】
記事テーマ
小さい頃、お母さんの用意した毛糸であやとり、リリアンなどをした事はありませんか?そのささいな思い出を親子で再現しましょう。親子で毛糸に触れながら、ゆったりとくつろぐ時間を過ごして下さい。